インターネットに家族の画像を公開した夫婦が警察に呼び出し
2012年09月20日付 Jam-e Jam 紙

 自分の家族の様子が写った低俗な画像(写真あるいは映像)を、インターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つに公開した夫婦が、サイバー警察(FTA)に呼び出された。

 警察の公報サイトが伝えたところによると、ギーラーン州サイバー警察長官のモハンマドハーニー大佐はこの件について、「捜査官は自分の家族が写った低俗な画像をインターネットに公開した夫婦の存在を特定した上で、本件の捜査を開始した」と述べ、さらに「サイバー警察の専門家らは若い夫婦の身元とラシュトにある居住地を特定し、司法当局と協力して彼らをサイバー警察に呼び出した」と続けた。

 モハンマドハーニー大佐は、「容疑者らは警察のもっている証拠をみて、自分たちの罪を認めた。本件はすでに司法当局に引き渡されている」と加えた。

 同大佐は市民に対し、「インターネットに自分の個人的な画像や家族が写ったものを公開するようなことは、控えるべきだ。仮想空間に公衆の貞操観念に反する内容のものを公開することは、イスラーム刑法第6条第2項、及びコンピューター犯罪法第14条にもとづき、犯罪行為と見なされることに注意ありたい。法はこうした犯罪に手を染める者たちに対して、罰金刑や禁固刑などの処罰を規定している」と注意喚起した。

 同氏は終わりに、「多くの者が、あらかじめ計画された特定の目的をもって、SNSで活動している。彼らはそこで、名誉毀損やゆすり、詐欺、身分詐称などの様々な犯罪目的を追求しているのだ」と説明した。

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( 翻訳者:8409013 )
( 記事ID:27721 )