映画『征服 1453』の、レバノンの首都ベイルートでの上映が、ギリシャ正教徒のグループの抗議のために中止となった。
全キリスト教世界、とりわけギリシャ文明に対する侮辱であるとの主張により、レバノンのギリシャ正教徒のグループによって抗議された映画『征服 1453』が、レバノン国内での上映を禁止されていたことが明らかになった。
(正教徒による)マシュリク党、設立委員会のロドリック・フーリ委員長が、映画の上映をしないよう脅迫する声明を出した後、映画をレバノンに輸入したエンパイア映画会社の経営者であるベッサム・ウード氏はアナトリア通信に行った発表で「レバノンのキリスト教徒層から批判を受けたため、映画を公開しないことにしました。これについて、もしかしたら互いに理解しあえるかもしれないと、大主教の方々に電話をすることも考えていたのですが、断念しました」と述べた。
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( 翻訳者:濱田裕樹 )
( 記事ID:27785 )