トルコ議会で承認された(対シリア)「派兵許可」にはなにが書いてあるのか?
2012年10月05日付 Milliyet 紙

(政府が提出し、公正発展党と民族主義者行動党の賛成で可決された)「対シリア派兵許可」(tezkere) には、次のことが書かれている。

「シリアで続いている危機がもたらす、(中東)地域の安定と安全だけでなく、トルコ国内の安全に対する負の影響は、日々増している状況である。シリア・アラブ共和国の政府軍が行っている軍事行動のなかで、2012年9月20日以来、トルコに対しても攻撃の矛先が向けられ、我が国による度重なる警告、および外交的な努力にもかかわらず、この行動は続いている。我が国の国土に向けられた当該の攻撃的行動は、武力を伴うものである。この事態は、我が国の安全に対し、深刻な脅威とリスクとなる段階に達している。これゆえ、我が国に向けられた、さらなる行動、リスク、脅迫に対し、即座に行動し、必要な対応をとる必要性が発生した。この点に鑑み、その境域、(地域的、量的)範囲、期間を政府が承認、特定するという条件のもとで、トルコ国軍を国外に派遣し、そこで任務にあたらせること、およびそれに関連して必要な措置を政府がとることができるという原則にもとづき、1年間、その権限が与えら得ることを、憲法92条に基づき、(政府は議会に)要請する。」

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:27792 )