ナイトパーティーをしていた男女150名を逮捕:イラン北部で
2012年10月07日付 Jam-e Jam 紙
〔イラン北部ギーラーン州〕ソウメエサラーの治安司令官は、同県で開かれたナイトパーティーに参加していた男女150名以上を逮捕したことを発表した。
フェレイドゥーン・アーガーイー大佐はイラン学生通信とのインタビューで、「ソウメエサラーの結婚式場で行われるナイトパーティーへの参加が、ネット上で男女に呼びかけられている〔との通報〕を受け、同県の治安捜査官らは、イスラームの規範を守らずにダンスに興じていた男女150名以上を逮捕し、同県の警察署に連行した」と述べた。
アーガーイー氏はさらに次のように続けた。「逮捕された者の多くは、書面による誓約書を提出し、司法判断によって釈放されて家族のもとに帰されたが、彼らのうち6名、ならびに結婚式場の運営責任者は拘束され、留置された。また、その結婚式場には閉鎖処分が科された」。
同氏はさらに「このパーティーに参加していた男女はギーラーン州の各地から来ていた者たちで、なかには他の州から参加していた者たちもいた。彼らは自分たちの家族に内緒で、パーティーに参加していた」と述べた。
ソウメエサラー治安司令官は「社会に腐敗をまき散らすような集団の罠にはまらないよう、家族は子供を監督する必要がある」と指摘した上で、「今回のナイトパーティーでは、大量のアルコール飲料と向精神薬の錠剤も発見され、押収された」と述べた。
ソウメエサラー警察長官は家族に警告を発した上で、自分たちの子供がインターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)にだまされて、堕落と薬物中毒の罠に絡み取られることのないよう、彼らをしっかりと監督して欲しいと呼びかけた。
関連記事(道徳治安警察長官、インターネット上で行われるパーティー招待への特別取り締まりについて言及)
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:8410051 )
( 記事ID:27884 )