頻繁な来客、夫婦の確執に
2012年10月15日付 Mardomsalari 紙
ある女性が「夫と暮らして2年になりますが、この間彼は私から平穏を根こそぎ奪っていきました。というのも、一緒に暮らし始めて以来、毎日のように夫の客をもてなすことに追われてきたからです」と家庭裁判所に訴えた。
ISNA(イラン学生通信)によると、この女性はさらに「夫の親戚や友人がほぼ毎日我が家を訪れ、3日から1週間もの間滞在するのです」と続けた。
彼女はまた、「夫の親戚たちは、私たちの住む街のとなりにある、ある村に住んでいます。私たちには今年に入ってから今日まで、ほぼ毎日来客がありました。夫は、私が離婚をちらつかせても見向きもしません。私は離婚の脅しを実行に移したいと思います。なぜならこのような状況で一緒に暮らし続けることは、不可能だからです」と説明した。
裁判官は〔彼女の夫である〕男性に、「君には他人よりも、自分の伴侶に対してより多くの責任を負っているであり、彼女に最高の状況を用意する義務がある。家とは安らぎの場であって、ホテルでもなければ宿屋でもない。このような生活を続けることは、誰にとっても受け入れられるものではない」と語りかけた。
この法廷で男性は、親戚や知り合いの訪問を制限し、妻の意見にしたがって行動することを承諾した。
裁判官はまた男性に対し、現在の状況を改善するための猶予を1ヵ月与え、本件の審理を1ヵ月後に延期した。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介
されています。)
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( 翻訳者:8409148 )
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