ギュル大統領、BDP会見を説明
2012年10月18日付 Zaman 紙

アブドゥッラ―・ギュル、トルコ共和国大統領は、平和民主党(BDP)の国会議員団と会ったという報道に関して、「この主張から特別な新たな状況を導きだすことは正しくないが、トルコの最も重要な問題がこういったトピックであることを覚えておいてもらいたい。この問題は放置しておけば、思いもよらぬ方向に、すなわち袋小路に入るだろう」と述べた。

ギュル大統領は「古都カイセリ紹介週間」活動に参加する目的でアンカラ商工会議所を訪れ、そこの会議場で記者たちの質問に答えた。

記者団は、大統領とBDPの国会議員との面談が報道され、(面談の場で)どのようなメッセージを大統領が伝えたかと問いかけ、それにギュル大統領は以下のように答えた。

「この主張から特別な新たな状況を導きだすことは正しくないが、トルコの最も重要な問題がこういったトピックであることを覚えておいてもらいたい。トルコの最重要問題が、 最重要な死活的問題が、この問題であると考えないなら、大変重大な過ちを犯すであろう。したがって、トルコの将来的観点からこの問題に我々が自身の問題として取りくみ、これらを正しい進路に向けるために、全ての人が携わるべきである。

 もしそうでないと、この問題は放置しておけば、思いもよらぬ方向に、すなわち袋小路に陥るだろう。これらの、未来の世代にとっての負担も大変なものになるだろう。だから、この問題はトルコの継続的な議題なのだ。トルコの未来を考える誰もが、この問題を重要と考えて、あらゆる人為的貢献を、正しく包括的な働きを行う必要がある。この件をこうした枠組みの中で見てください。いつも我々が取り組んできたことです。」

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( 翻訳者:齋藤洋輔 )
( 記事ID:27929 )