MHP党首候補のセイフィ・シャーヒン、「アタテュルクの墓にコーラン聖句を」
2012年10月22日付 Radikal 紙


民族主義者行動党(MHP)の党首候補セイフィ・シャーヒンは、チョルム市で党員に向かって演説し、党首に選ばれた場合、最初の選挙でMHPを与党にすると語り、「私たちはアタテュルク廟の円柱の上にドーム(半球形の屋根)を取り付け、アタテュルクの墓にコーラン聖句を書きます」と述べた。

セイフィ・シャーヒンMHP党首候補は、11月4日におこなわれる総会の前にチョルム市を訪れ、党の県支部を訪問した。そこで、シャーヒン候補は党員を前に演説を行い、党首に選ばれた場合、最初の選挙でMHPを与党にすると語った。セイフィ・シャーヒン候補は、テロ問題を1年以内に根本的に解決すると語り、「最初の選挙で得票率が2割を下回れば、私は辞任します。トルコで強力な教育プログラムを準備し、離婚を食い止め、密通を禁じ、死刑(制度)を復活させます」と述べた。

シャーヒンMHP党首候補の発言は以下のように続いた。

「アタテュルク廟はギリシャのアクアポリスと似ています。私たちは、これを変更し、アタテュルクの墓をトルコ風にします。円柱はギリシャの円柱のようです。私たちはこの円柱の角に丸みを持たせ、その上にドーム(半球形の屋根)を取り付けます。また、アタテュルクの墓の上にコーラン聖句を書きます」と述べた。

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:27991 )