トルコ規格協会(TSE)地中海地域コーディネーターのヒュセイン・オズダマル氏は犠牲祭を前にイスラム法に適った犠牲獣の屠殺方法について注意をうながした。
オズダマル氏は以下の事に注意が必要だと述べた:
・屠殺前には細心の注意を払って屠殺する動物を検査しなければならない。
・屠殺手順は必ず屠殺用に特別に計画され、衛生インフラや必要品が全て揃う場所で経験を持った者によって行われる必要がある。
・犠牲獣を屠殺する屠殺者は精神的に熟練した、屠殺に必要なものを完全に理解している成人のイスラム教徒でなければならない。
・屠殺者にはイスラム法に適った屠殺免許の所有者を選ぶ必要がある。
・屠殺場はイスラム法に適った屠殺のためにのみ使用される。
・犠牲獣を屠殺するナイフは鋭く固い鋼鉄製でなければならない。屠殺用ナイフは皮はぎ用、爪-足用、切り分け用のように用途により違う刃物を使わなければならない。
・動物を驚かせたり、脳に衝撃を与えたりすることは禁じられる。
・屠殺中、屠殺する者は「慈悲深きアッラーの御名において」と唱え、アッラーの名以外の名を考えてはいけない。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:28016 )