文化観光省が行っている国外へ流出した歴史遺産の返還作業の一環として、昨日ブルガリアから20作品が帰還した。
エルトゥールル・ギュナイ文化観光省大臣と一行は、ブルガリアのヴェジディ・ラシドヴ文化大臣にフィリベで迎えられた後、ソフィアのボヤナ国立博物館で作品の返還が実現した。
第一弾として引き渡された20の作品には、紀元後2世紀に地中海の大理石から作られた頭部のない女性の像や、ローマ時代後期のコインを含む19の考古学的価値のある作品があった。大きさ98cmの頭部のない女性の像は、レソボの国境ゲートで行われた捜査でトルコナンバーのトラックに積まれており、ブルガリア側が、ブルガズ歴史博物館へ寄贈していた。
二国間の歴史遺産返還協定によって、400の遺産がトルコへ返還される予定だ。エルトゥールル・ギュナイ文化観光省大臣によると、返還作業が行われる歴史遺産の数は962にのぼる。
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( 翻訳者:澤井祥子 )
( 記事ID:28163 )