溺死者が最も多かったのはモルダード月〔7月22日~8月21日〕で、191名が死亡、前年同時期比で7.9%の増加
今年の春と夏の期間〔3月20日〜9月21日〕に、803名が溺死した。1日につき平均4人が海や川そしてプールなどで溺死した計算で、昨年と比べても増加していることが分かる。
国家法医学庁は、「手元の統計によると、モルダード月〔7月22日~8月21日〕には191名が溺死し、最大の溺死者を出した月となった。この数字は、昨年同時期比で7.9%の増加だった」と発表した。
また、昨年のシャフリーヴァル月〔2011年8月23日〜9月22日〕には、134名が溺死したのに対し、今年のシャフリーヴァル月〔2012年8月22日~9月21日〕は179名の溺死が法医学庁に記録されており、33%の増加だった。
この報告によると、カスピ海に面した州と、長い河川を有するフーゼスターン州は、いつも溺死者が多く、カスピ海に面した3つの州〔※ギーラーン州、マーザンダラーン州、ゴレスターン州〕とフーゼスターン州だけで、今年〔2012年3月20日〜〕に入って最初の半年間で溺死した人の半数以上に当たる415名が溺死している。
また、マーザンダラーン州とギーラーン州では、今年に入って最初の半年間の溺死者数が、それぞれ37.1%、46.7%増加したが、フーゼスターン州ではその数は24.4%減少し、昨年の最初の半年間には135名だったものが、今年は102名となっている。
今年の春と夏の期間の溺死者数は全体で803名で、うち女性が131名、男性が672名であった。
国家法医学庁の統計によると、今年に入ってすでに1072名が溺死しているという。
※訳注:3月20日から9月21日までの半年間の溺死者数が803名であることから、「今年に入ってすでに1072名が溺死している」という記述が正しければ、9月22日から、本記事の出た10月後半の1ヵ月強の間に、269名が溺死した計算になり、突出して高い数字であるように思える。そのため、この「1072名」という数字は何らかの誤記ではないかと思われるが、真相は不明。
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( 翻訳者:8410186 )
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