BDP国会議員2名、ハンスト宣言
2012年11月08日付 Milliyet 紙


平和民主党(BDP)のヴァン選出国会議員であるオズダル・ウチェルとディヤルバクル選出国会議員のエミネ・アイナ両氏は刑務所内で継続しているハンガーストライキを支持するために、ディヤルバクルにおいて無期限ハンガーストライキを開始したことを明かした。

民主社会会議(DTK)の建物の中で、昨日14人のDTK常任会議委員が開始した行動に今日からウチェル、アイナ両氏も参加することになった。

ディヤルバクルにあるDTK事務所の前にBDPのディヤルバクル選出国会議員のエミネ・アイナ氏と共同で記者会見を行ったBDPのヴァン選出国会議員であ るオズダル・ウチェル氏は、昨日常任会議委員たちがハンガーストライキを開始したことを公表し、「我々も常任会議委員として、58日目であるハンガーストライキを支持する目的で、今日から開始される無期限かつ不退転のハンガーストライキを開始することとなった」と述べた。

ウチェル議員は、月曜日にBDPがグループとして行った集会の場で、BDPの共同代表たちと会派副代表たちが、対話と会談を行うとの理由で、健康上問題がある同志たちを除く残りの者たちがハンガーストライキに入るという決定をおこなったとし、以下 のように話した。

「閣議の後に、親愛なるビュレント・アルンチ副首相の声明は社会の幅広い層同様に我々に希望を抱かせた。現時点で開始から4日が過ぎた状況でハンガーストライキにより抗議する我々の同志たちが毎秒が死と隣り合わせとわかっているにもか かわらず、いかなる具体的な進展やアプロ―チも示されてこなかった。口にされた言葉は印象的かつ重要であった。我々はその言葉が適切に実行されることを求めている。ハンガーストライキを行っている者たちは、具体的な進展を見ることなしに、活動を止めることが無いと述べている。アルンチ副首相に呼びかける。死と隣り合わせのこの人々の要求を政府として明らかにした状況で、なぜ4日過ぎたにもかかわらず、あなたたち政府は全く何もしないのか?毎 秒、毎分過ぎゆくごとに、彼らを死へ一歩一歩より近づかせている。同胞がやつれていくのに耐えられない。彼らは、民のために、自己を犠牲にする行動をとっている。しかし、死にいたるのに耐えられない、このことは覚えておいてください。我々も彼らのことを、彼らのために死ねるほど愛 している。彼らを死なせないために我々はすべての民をセルヒルダン(クルド人による政府への抗議行動)に召集している。ビュレント・アルンチは話した。あたかも死の沈黙が生じたかのように。この沈黙はクルドの人々の名誉ある戦いと抵抗を崩すだろう。副首相の声明と発言を重要視している。我々の共同代表たちは対話のために会談を継続して行っていくであろう。目下、我々は引き返せない道の最前線にいる。 今後起こりうる最悪の状況の責任は政府に帰されるだろう。我々も、DTKの常任幹事会委員としてハンガーストライキが継続している間、この行動を継続させるであろう。我々は、彼らの死に同意しない。彼らが死ぬのを止めるためにあらゆる種類の民主的な対応をとるであろう。」

声明後に、BDPのオズダル・ウチェル、エミネ・アイナ両議員はDTK事務所で昨日ハンガーストライキを始めた14人と共にハンガーストライキの運動に参加した。BDPの国会議員達の中に“彼らの要求は我々の要求である”と書かれたエプロンを着た面々が見受けられた。

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( 翻訳者:齋藤洋輔 )
( 記事ID:28183 )