BDPデミルタシュ党首、「オジャラン銅像をマルディンに!」
2012年11月13日付 Radikal 紙


平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首はマルディンで「我々はオジャランの像をこの広場に建てます」と語った。同党首のスピーチ後に警察は催涙ガスで介入した。

BDPのセラハッティン・デミルタシュ党首は、「要求が受け入れられれば、トルコを前進させる一歩となる。トルコは急いで手を打つべきである。一秒たりとも失われ てはならない」と述べた。同党首は、マズダー郡刑務所でのハンガーストライキを支援するために行進しようとしたBDP党員らに対する警察介入が行われた結果発生した事件で頭部を負傷したBDP所属のエマーネト・エネシュ県議会議員を自宅に見舞った。デミルタシュ党首は、デリキ郡の党支持者らと合流後、クズルテペ郡へ移った。

デミルタシュ党首は、クズルテペ郡にある自由の広場に集った党支持者らに向けたスピーチの中で、彼のスピーチを聞こうと広場に集った集団に対し警察が介入 した事を伝え、「広場に来る前に介入があったそうです、『オジャランのポスターを掲げてはならない』と言われたそうです。そういった事を言う者に対しはっきりと呼びかけます:クルド人殺しのケナン・エヴレンの像は建てることはできても、人民の指導者のポスターを掲げることはいけないのですか。あなた方は 何を言っているのですか!我々はこの広場に指導者オジャランの像を建てます…。一部ポスターが掲示されたと介入しましたが、警棒や装甲車、ガス弾でクルドの民衆を止めることはできません。どうしてこの事がまだ理解できないのですか?」と語った。

■ 「トルコを前進させる」

刑務所でのハンガーストライキにも言及したデミルタシュ党首は、「要求が受け入れられれば、トルコを前進させる一歩となる。トルコは急いで手を打つべきである。一 秒たりとも失われてはならない。エルドアン首相はクルド人の要求実現を自尊心の問題として扱っている。この自尊心を棄てねばならない。我々がこの歩みを始める際に、クルドの民衆に約束しました。眼前に如何なる困難が生じようと、自由を送り届けます、代償がなんであれ、それを償いながらこの日までやって来まし た。クルド語で口笛を吹くことが禁止であった日々から(今日まで)来ました。クルドの民衆はこの歩みのため命を捧げました。この問題に皆が敏感になるよう要求します。 エルドアン首相は、ハンガーストライキ参加者らがやったことは見せかけではないということを肝に銘じておかなければなりません。過去にケマル・ピル、ハイ リ・(ドアン)、マズルム(・ドアン)のような者たちが行ったことも見せかけだったのでしょうか。平和目的のハンガーストライキのため即座に話し合いを行わねばなりません。早急に要求が実現されねばなりません。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:28229 )