チャムルジャ新モスク計画、詳細明らかに
2012年11月15日付 Radikal 紙


イスタンブル・モスク教育文化施設建設維持協会は、イスタンブルの新しいシンボルとなる可能性の高い、チャムルジャの丘に建設予定のモスクに関するプロジェクトを発表した。

チャムルジャの丘では、コンペにおいて第二位となった2つのプロジェクトのうちのひとつ、バハル・ムズラク氏とハイリエ・ギュル・トトゥ氏のモスク計画が実施される。

イスタンブル・モスク教育文化施設建設維持協会が、イスキュダル区のチャムルジャの丘に建設を計画しているモスクに関し行われたコンペで、審査委員会および諮問委員による検討評価の結果、入賞者・受賞者が発表された。

これによると、一位はなかった。二位には、第16番スレイマン・アッカシュ、ニハル・シェンカヤ・アッカシュ、デレキ・エルセン、シェイダ・オサンマズ・スンマズのAYL46共同計画と、第59番バハル・ムズラク、ハイリエ・ギュル・トトゥのSAS33共同計画が入った。第三位には、第21番の、エユプ・ドゥルスンのT3E4S計画と第36番のエルジャン・シャーヒンDRM80計画が、入った。
(中略)

協会は、チャムルジャの丘に、審査委員によって第二位に選ばれた2つのプロジェクトのうち、バハル・ムズラク氏とハイリエ・ギュル・トトゥ氏による「SAS33」計画が実施され、建設されることを決定した。

協会は、このプロジェクトの採択理由を、「礼拝所だけでなく、社会、文化、教育の場を含む複合施設群として計画されており、伝統的なトルコ・イスラム建築の様式と今日的なフォルムを一体化させ、アナトリアから西に向いた側にたつ町のシルエットを加える価値を持ち、さらに我々の時代のシンボルとなる作品群のひとつとなりうるプロジェクトであるため」と説明した。

■オスマン風トルコ建築様式を反映する

イスタンブル・モスク教育文化施設建設維持協会は「チャムルジャの丘モスク計画」のためのコンペの開催を7月23日に発表した。このコンペには62の応募があった。

コンペは、「イスタンブルのシルエットと町の構造に適し、オスマン・トルコ建築様式にもとづき、伝統から未来に向かう文化的な伝統の連鎖にオリジナルなあたらしい輪を加え、イスタンブルに価値をあげ、イスタンブルのシンボルの一つとなるモスクを計画する」という目的で実施された。

コンペの条件文書によると、モスクは、ウスキュダルのチャムルジャ地区に57511平米、礼拝のみならず教育・社会・文化の必要性に応えるという目標のために建設される。礼拝への収容人数は、中庭も含め3万人となることが見込まれているこのモスクは、約15000平米の敷地に建設される。

条件書では、教育目的て使われる50人収容の10の教室、社会文化目的で使われる750人収容のコンフェランスホール、250人収容の会議室、図書館、展示場も計画に含めることが求められ、さらに1500台分の駐車場、葬儀用施設、食堂、その他の必要施設も同時に計画されるものとされた。

■建設予算は1億リラを突破

イスタンブル・モスク教育文化施設建設維持協会のエルギン・キュリュンク会長は、AA通信に行ったインタビューで、プロジェクトの発表後のもっとも重要な段階は、プロジェクトを急ピッチで実現することであると述べた。

キュリュンク会長は、来週中にコンペに参加した全プロジェクトを公開し一般に発表するとし、次のようにつづけた。「チャムルジャに建設されるモスクは寄付により建設されます。プロジェクトの発表により、寄付が増えることを期待しており、そのために公開を行います。建設予算は1億リラを突破するだろうと考えています。協会としては、イスタンブルに新しいシルエットを加えることに賛成する立場です。このプロジェクトが完成した日には、人々はそれを見、それを賞賛するかしないか、それはわかりませせん。二つの可能性があり、いずれも否定はしません。しかし、賞賛いただけるものと考えています」と述べた。

エルドアン首相から、この建設計画について意見はあったかどうかを聞かれたキュリュンク会長は、「首相はとてもお忙しいので、おそらく、ほとんどの人がそうであるように、メディアを通じてこの計画をご覧になるでしょう。気に入っていただけることでしょう」と述べた。

採用されたプロジェクトが、期待にもっともよく応えてものであったとのべるキュリュンク会長は、「メディアのなかには反対するところもあるでしょう。建物をつくるのですから、建物のための設計は不可欠です。設計は、設計者により異なるものです。あなたの作ったのを私が気に入らないこともあるし、私がつくったものをあなたが気に入らない、ということもあるでしょう。これは普通のことであり、(反対意見には)敬意を表します。審査委員会は、私たちに、ひとつは近代的フォルム、ひとつは古典的フォルムの、2つの作品を提示しました。協会としては古典的フォルムをもつ作品を選びました。近代的フォルムの計画も、たいへんすばらしいものでした。コンペに参加したこれらのプロジェクトの多くは、他の場所で使えるでしょう」と述べた。

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( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:28252 )