イズミル刑務所でのハンスト、終結
2012年11月17日付 Milliyet 紙

「拘留者と受刑者の家族の会(TUHAFED)」会長ズュベイデ・テケル氏は、各地の刑務所で67日前に始められたハンガーストライキが、アブドゥッラー・オジャランの呼び掛けを受けて、本日をもって終結したと述べた。呼び掛けは、イムラルで面会したオジャランの弟メフメト・オジャラン氏を通して行われた。
BDP(平和民主党)の共同党首ギュルタン・クシャナク氏は、医療チームがディヤルバクルの刑務所に入ったと述べた。


「拘留者と受刑者の家族の会(TUHAFED)」会長ズュベイデ・テケル氏は、オジャランの呼び掛けを受けて、ハンストを行っていた拘留者と受刑者が声明を発表し、本日ハンストに終止符を打ったと述べた。テケル氏は今後、ハンスト中に深刻な状況になった人々の治療がおこなわれ、また、これを見守っていくつもりだと語った

■ディヤルバクルにいるクシャナク氏と指導者

イムラルで加重終身刑を受刑中のアブドゥッラー・オジャランは、昨日、イムラルを訪れた弟メフメト・オジャラン氏を通して行った呼び掛けにおいて、各地刑務所でハンストを行っている拘留者や受刑者たちはハンストを、できるだけ速やかに終了するように求めた。
オジャランのこの呼び掛けは、BDPの国会議員たちによって昨夜様々な刑務所で行われていたハンストに伝えられた。ハンスト中だった拘留者や受刑者たちはこの呼び掛けを受けて、本日ハンストを終了すると述べた。

■医療チームが入る

BDP党首のヤルドゥムジュ・ギュルタン・クシャナク氏は、今朝、各地刑務所でハンストを行っていた人々に面会したと述べ、「今ハンストは終了しました。医療チームが入っています。最初の診察のあと、病院への搬送が行われる」と話した。

■第一報はイズミルから

イズミルにある刑務所でハンストをしていた拘留者と受刑者たちは昨夜ハンストを終了していた。ブジャ第1・2刑務所と、アリアーア・シャクラン刑務所にいる520人の拘留者・受刑者のハンストに終止符が打たれたことがわかった。夕方に弁護士と面会した拘留者・受刑者たちは、ハンストに終止符を打った。これを受けて刑務所にやって来たイズミル県保健局チームが健康チェックを始めた。

■コジャエリ

刑務所でのハンストが終結したことで、コジャエリのF型刑務所でハンストを行い容態が悪化しつつあった7名は病院へ運ばれた。アブドゥッラー・オジャランの隔離撤廃を始めとするいくつかの要求のため67日前に多くの刑務所で始められたハンストには、コジャエリの高セキュリティF型第1・2刑務所で男性受刑者30名が、ゲブゼ刑務所では女性受刑者6名が参加した。ハンストが昨夜終結したことを受けて会見を行ったBDPコジャエリ県支部長メフメト・アッチュンカヤ氏は、彼らのうち7名の容態が悪化した結果、病院へ運ばれたことを明らかにした。関係者は7名が昨夜F型刑務所から運ばれ、セカ国立病院で治療中であると説明した。

■シイイルト

シイイルトE型閉鎖型刑務所では、ハンストを行った拘留者のうち5名がシイイルト国立病院へ運ばれた。非番の医師も駆り出された。シイイルトでは、計19名の拘留者・受刑者が病院へ運ばれたことがわかった。

■ギレスン

ギレスン共和国首席検事ギュルメン・イルハノール氏は、ギレスンE型閉鎖刑務所で31名の拘留者・受刑者により行われていたハンストが終結したと述べた。イルハノール氏は、文書での発表を行い、トルコ全土の多くの刑務所と同様、ギレスンE型閉鎖刑務所でも4名の女性受刑者を含む31名の拘留者・受刑者がハンストを実行していたと説明した。イルハノール氏は、今朝10時にハンストが終結したことを明らかにした。

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( 翻訳者:門野淑香 )
( 記事ID:28279 )