CHP国会議員、AKP親派のアレヴィー派などいない
2012年12月02日付 Radikal 紙
サキネ・オズ共和人民党(CHP)マニサ県出国会議員は、「決して公正発展党(AKP)所属のアレヴィー派などいませんし、アレヴィー派のAKP親派などもいません」と発言した。
アレヴィー文化協会マニサ県支部のハジュ・ベクタシ・ヴェリ・アナトリア文化財団マニサ県支部に属するジェム・エヴィにて行われた集会に、CHPマニサ県出国会議員のサキネ・オズ議員やオズギュル・オゼル議員とともに一部のCHP所属の県の首長らが参加した。サキネ・オズCHPマニサ県出国会議員が行った講演では、聖フサインや彼の傍にいた者らに行われたことが今AKP政権によってアレヴィー派に対して行われていることが主張された。
ムスリムがムスリムを、アレヴィー派がアレヴィー派を壊すよう仕向けられていると主張したサキネ・オズ国会議員は、以下のように話した:「もはや偽物のアレヴィー派協会が創設され始めています。政府は自身に近いアレヴィー派の形成を望んでいるためです。彼らはわれわれに、われわれ自身を壊させようとしているのです。しかし、これらの協会のすべてが中身は空っぽだということを、彼らは知るべきです。AKP所属のアレヴィー派などいませんし、アレヴィー派の AKP親派などもいません。なぜなら、アレヴィー信仰の中には友好関係や兄弟の絆を内面化したヒューマニズムがあるからです。AKPには、狂信や悪意を持って接近する態度だけが見受けられます。」
また、政府はこの数日間テッケ・ザーヴィイェ法を非常に強く主張していると述べたオズ国会議員は、以下のように話した:「政府はこの法律をかき乱して、アレヴィー派に政治の力を行使しようとしています。アレヴィー派はこの法律と戦い、われわれに対して政治力を行使させたりはしないということを、彼らは知らねばなりません。」
一方で、オズギュル・オゼルCHPマニサ県出国会議員も講演にて以下のように話した:「CHPはデルスィムの悲劇と向き合うことを、われわれの党首であるケマル・クルチダルオールを党首とすることで示しました。自身がアレヴィー派であることを、誇りをもって主張するクルチダルオール党首が、CHPのトップとなったのです。政権与党はこのように事実を知るべきです。」
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:28423 )