ギュル大統領、BPD議員の議員特権剥奪議論に沈静化を呼びかけ
2012年11月29日付 Zaman 紙

ギュル大統領は議員特権剥奪とクーデター委員会が提出した報告書に関して会見を行った。

■BDP議員(の議員特権剥奪)に関する要旨

議員特権剥奪の議論は過去の経験から学ぶべきである。いろんな考えは議論すべきだが、テロ行為は承認されない。全国会議員に伝えたいのは、袋小路に入ってはならないということだ。

■PKK

PKK(クルド労働者党:非合法)テロ組織は、昨今ひどく弱体化しつつある。国は流血を停止するようつとめている。組織を非武装化する事は国の責任である。

■クーデター調査委員会

トルコの民主主義の現状が写し出されている。もちろん調査委員会は裁判所ではなく、議会の名の下でトルコの過去の政治的事件を調査している。その場で(過去の事件で)重要な役割を担った者、当時の関係者を公聴することは、大変良いことだ。報告書にまとめられた、大変貴重な。これに異議を唱える人もいるが、全体的にみるととても重要な意味を示している。少なくとも報告書は(今後の過ちを)阻止するものだ。

■シリア

シリアはトルコを攻撃するとは予想していない、あれば狂気の沙汰だ。(NATOの考えでは)安全保障は、一致して全般的に対処するものだ。北大西洋条約機構(NATO) の体制の中で一部については、安全保障を確保し、一部に関してはそうではないと言うことはない。この考えに沿い、これら(ミサイル配備)は予防措置である。決して攻撃を意図するものではなく、自衛を目的としている。危機を最小限にする為である。

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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:28453 )