「宗教熱心なクルド人はBDPに投票」発言のAKPディヤルバクル支部長、辞任
2012年12月06日付 Radikal 紙


弁護士でもあるAKP(公正発展党)ディヤルバクル県支部のハリト・アドヴァン支部長が、アンカラで開かれた県支部長会議後に辞任した。辞任の引き金は、「宗教熱心なクルド人は平和民主党(BDP)に投票する」という発言である。

県支部長会議でレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「私はこのような県支部長を認めない」と批判したと言われるAKPディヤルバクル県支部のアドヴァン支部長が辞任した。ディヤルバクル選出のガーリプ・エンサリオール議員は、アドヴァン支部長が「やむを得ず」辞任したと述べた。

アドヴァン支部長は、新聞社に対し「宗教熱心なクルド人はBDPに投票する」と語り、これにエルドアン首相が不快感を示した。首相は、昨日開かれたAKP県支部長会議でアドヴァン支部長を「このような県支部長は認めない」と厳しく批判した。

この展開に、アヴァバン支部長はAKP県支部長を辞任した。アドヴァン氏はドアン通信社(DHA)の電話取材の申し込みを断ったが、エリサンオール議員がこれについて「やむを得ず辞任した。しかし、辞任したとしても彼は我々の同胞、同志である」とコメントしている。

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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:28468 )