公正発展党(AKP)所属でイスタンブル選出のオクタイ・サラル国会議員は、TVドラマ「華麗なる世紀」シリーズに関する法案を準備した。サラル議員は「法案が成立すれば、「華麗なる世紀」シリーズは2013年1月には、放送から外されます。今後は(人を)怒らせることのないシリーズを製作してくれるでしょう」と述べた。
サラル議員はベヤズTVのインタビューに答え、来年1月に国会へこの法案を提出して審議行う考えだと述べ、次の様に語った。
「このシリーズが、実は終わる方向にあるという情報を我々は耳にしました。首相がこれについて取り上げたからといって法案提出を行ったのではありません、長い間、(このシリーズは)我々の議題でした。つまり、首相の発言後に始めた取り組みではないのです。長い間、我々の元にはeメールが送られてきていました。地元選挙区を訪問した際には、人々は我々に『このシリーズのせいで、子供たちは歴史や祖先のことを間違って理解してしまう』と訴えました。ある若者は、『カーヌーニー(立法者。スレイマン1世のこと)はこんな人物だったのか、神よ災いを与えたまえ』と言っていました。ドラマで描かれたことを彼は信じていたのです。
提出した法案が肯定的に評価されることを期待しています。ありがたいことに、民族主義者行動党(MHP)も支持してくれています。」
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( 翻訳者:濱田裕樹 )
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