ヨズガトのダム、国会議長「ジェミル・チチェキ・ダム」と命名へ
2012年12月12日付 Zaman 紙
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ヨスガトで工事が完了したムサベイリ・ダムに国会議長のジェミル・チチェキの名前を付けるよう命じた。
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、林業治水省によって完了された112の事業の開幕式をおこなった。式典の中で、トルコに貢献した人々の 名前をダムに付けると公表したエルドアン首相は、マラトヤの2つのダムに故トゥルグト・オザル大統領とレジャイ・クタンの名前が付けると述べ た。また式典の中サプライズを行ったエルドアン首相は、ヨスガトのダムも国会議長のジェミル・チチェキの名前を付けるよう命じた。式典の本当のサプライズは、林業治水省大臣のヴェイセル・エロウルが行った。同大臣は、完成の暁にはトルコ最大で、世界第3位の大きさである270メートルの高さを誇る、自前で完成したユスフェリダムの名前をレジェプ・タイイプ・エルドアンとする提案を行った。
エルドアン首相は、スピーチの中で2010年にオープンしたアイドゥンのチネ川にあるチネダムにアドナン・メンデレスの名を付けるとし、「この国に貢献した人々の事を忘れはしなかったし、これからも忘れることはない。彼らは民主主義のために犠牲を払った。だから、そのことを忘れなかったし、今後も忘れない」と 述べた。また、マラトヤで作業が完了したカプカヤダムにはトルコの「世界観の変更過程を開始した」故トゥルグット・オゼル前首相の名前を付けるとし、同じようにボズテペダムにも国家水利事業局(DSİ)に長年関わった元エネルギー天然資源大臣でマラトヤ出身であるレジャイ・クタンの名前を付けると述べた。エルドアン首相は、「熟練は傾けた関心によるのであり、それのない熟練さはない。私たちは国民に貢献した人たちをよく記憶にとどめていたい。ロバが死んでしまえば荷鞍が残るが、人々が亡くなれば作品が残る。この偉大な人々は作品を残していった。それなら、この作品たちにも名前をつけることが必要だ」と話した。
■ヨスガトのダムに国会議長のジェミル・チチェキの名前を
エルドアン首相は、ヴェイセル・エルオール大臣を呼び寄せ、何かを尋ねたのちに驚くべき発表をした。「ヨスガト、ムサベイリダムに国会議長のジェミル・チチェキは多大な貢献をした。何度も私に、『この仕事を終わらせなければならない』と訴えていた。ムサベイリダムの名前にジェミル・チチェキの名も加 えよう。何年も国ヨズガトの国会議員として、その後アンカラと大臣としてヨスガトの要望にこたえようと尽力してきた。彼自身にはまだ知らせていない。大きなサプライズだ。すべてのヨズガト住民、おめでとう」と述べた。
式典の中での他の人物に関するサプライズを、林業治水大臣のヴェイセル・エルオールが行った。ヴェイセル・エルオール大臣は、完成の暁にトルコで最大の、世界で3番目に大きい270メートルの高さを誇る、自前のユフセリ・ダムの名前をレジェプ・タイイプ・エルドアンとすることを提案した。
式典には前幸福党党首で、前エネルギー天然資源大臣のレジャイ・クタンも参加した。エルオール大臣の後、レジャイ・クタンが講壇に来て、短いスピーチを行った。クタンは、その話の中で、2つのダムのうち1つはマラトヤのダムであるとし、その1つであるカプカヤ・ダムの名前をトゥルグト・オザル、ボズテペ・ダムにはレジャイ・クタンとする事がエルドアン首相によって提案された、と伝えた。
エルドアン首相は、スピーチの中で、デニレル・ダムについても言及した。デリネル・ダムには新しい記録があるとし、このダムが今日までトルコで建設されてきた中で最も高いもので、世界でも6番目に高いダムであり、250メートルの高さでチョルフ川に建設されるダムはトルコのエネルギー活動の中に占める「エンジニアリングの偉業」であるとした。ダムが年に21億1千万キロワットを生みだすこと、そして完成の暁にはトルコ全国でのエネルギー生産量の6パーセントを担う計算であるとした。エルドアン首相は、デニレル・ダムが7年で費用対効果を得ると主張した。
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( 翻訳者:藤田昌弘 )
( 記事ID:28540 )