■翻訳のための民族センターは文学作品の翻訳のためのワークショップを開始
2012年11月27日『アル=アハラーム』
【ターリク・アジブ】
翻訳のための民族センターは、アインシャムス大学の外国語学部と協力して文学翻訳のための諸般のワークショップを開催する。これらワークショップは、有名でない言語で行われる。たとえば、チェコ語、日本語、ロシア語、中国語、スペイン語、トルコ語、ドイツ語、イタリア語、ペルシア語などである。
ワークショップはセンター内で2012年11月はじめから、12月半ばまで続く。エジプトの諸大学で翻訳を専攻する教授陣が、諸般のワークショップを運営する。そして、ワークショップには翻訳分野で(大学などを)卒業した若者から選抜された者たちが参加する。
民族センター所長のカーミーリヤー・シブヒー博士は「センターはこの措置(ワークショップの開催)により、さまざまな言語の翻訳者の新世代を支持・育成することを目指している。特に、他の諸言語に比べて普及していない諸言語の翻訳者の育成を目指している。センターは、ワークショップの成果の一つとして若手翻訳者による特別なシリーズ発表し、センターが出版することを目指している。これは、アラブ文学を新世代の翻訳者たちの新しい翻訳活動を通じて豊にすることを目標としている」と述べた。
ちなみに、諸般の翻訳ワークショップは参加した諸言語の文学作品から選ばれた作品を取り扱う。すべての言語の若手翻訳者らが、ワークショップの主催者の指導の下でそれらをアラビア語へと翻訳し、作業は翻訳が完了するまで続く。翻訳が完了した後、翻訳のための民族センターがそれらを出版する。
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( 翻訳者:立松恵 )
( 記事ID:28711 )