アブドゥッラー・ギュル大統領のメッセージ:新たな希望を胸に2013年を迎える。
中東で不透明な情勢が続く中、トルコは好調な経済のおかげで星のごとく輝いている。実現された諸改革は、トルコの今日だけでなく未来をも形づくるものである。その過程を支える土台の一つが、新しい憲法の制定である。憲法作成において社会通念をもって取り組み、そしてこの取り組みを国民の期待通りに速やかに完了させることは、政党と国会が背負う歴史的な責務であると述べておきたい。また、EU加盟は、これまで同様、我々の基本的な優先事項の一つである。
■最大の悲しみは訃報
ジェミル・チチェキ国会議長のメッセージ:今年(2012年)最大の悲しみは、トルコの文化、芸術、政治の世界で活躍した偉人たちを失ったことである。トルコとして、人権、民主主義、自由を尊重する姿勢を、これまでと同様、これからも保ち続けることをここで伝えたい。
■影を払拭した
タイイプ・エルドアン首相のメッセージ:憲法の根本的な改正によって、我々は保護制度の大部分を廃止し、国民の意志を覆っていた影を払拭し、国民主権を強化した。国民が待ち望む大きく力強いトルコという理想像に到達するため、我々がすべきことはまだたくさん存在する。我々は、トルコ社会のあらゆる立場の人々を受け入れ、民主化や公正、基本的人権、自由における進歩を反映した新憲法を国民の手に届けるため、努力を続ける。
■2012年は値上げ、圧政、逮捕の一年だった
ケマル・クルチダルオール共和人民党党首のメッセージ:公正発展党の、値上げ、圧政、逮捕政策のせいで2012年は不正、不法、貧困、汚職の年であった。「ようこそ」 と迎えたばかりの2013年が、国民による政治に繋がることを願う。新しい年の繁栄、兄弟愛、健康、幸福を祈願し、愛と敬意を表する。
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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:28748 )