フェトフッラー・ギュレンの生活費はどこから?
2013年01月03日付 Milliyet 紙


CNNトルコで放送された番組、メディア・マハッレスィの中で司会者のアイシェヌル・アルスランが番組のコーナーの中で「フェトフッ ラー・ギュレン師はペンシルベニア州でどんな年金生活を過ごしているか質問しましょうか?」と発言していた。今日、その質問にフェトフッラー・ギュレ ン師から弁護士を介して返答がなされた。

■質問への答え

テレビ番組でアイシェヌル・アルスランによるフェトフッラー・ギュレン師がペンシルバニアでどんな年金生活を送っているのかという質問を受けてなされた報道に関連して、発表を行わざるをえない状態となった。

■簡素な部屋で時を過ごす

依頼人の生活のあらゆる側面は、本人が書いたものや発言、本人について書かれたものを通して目にしたい人々にとって、普通に目にすることができるものである。(当人のことを)目にしたい人々がただ誠実な視線をおくるのであればそれで十分である。私の依頼人は、ある時は急ごしらえの避難場所で、またある時はモスクの窓際で、さらにまたある時は丸太小屋で過ごしてきた。今日は簡素な部屋で時を過ご している。

■怒りと恨みの気持ちを抱いている人々は豪華な生活と語っている

残念なことに妬み嫉みに駆り立てられた一部の人々は、誰もかれもを、自身の願望や要望の観点から判断して、農地、別荘、豪華な生活、派手なものについて触れているかもしれないが、私の依頼人は小さな部屋で時を過ごしている。

■60冊以上の著作がある

糖尿病であり脂っこい物が食べられず、食事はたいていヨーグルトとスープで済ます人物が暮らしを立てるのに、どれほどの金銭の必要がある。私の依頼人は60冊以上 の本を書いており、書いた本には、販売書籍ランキングの上位を占めている。依頼人には執筆した書籍に由来する印税が支払われている。居住費は印税から支払われており、誰かから援助を受けている訳ではない。印税の内残った部分は依頼人が人びとへことある毎に推奨している教育活動や貧しい人たちのための支援基金に渡っている。一切執筆活動をしない人々がどのように生活しているかは評価の対象外だが、60冊以上の本を書き、10以上の講演テープのある依頼人がどのように生活しているか論争の的とするのは、他愛のない問いとは受け止められない振舞いである。

■一般市民の評価

公正な判断を持ち合わせた誰もが、依頼人が豪華な生活を送ってはいないと答えうる一方で、根拠のない主張をおこなって、人々の心の中に疑念を引き起こす形で依頼人を中傷にしようとの考えは、公正な人間が行う振舞いではない。この種の主張を行う人物の意図を、公正な判断の持ち主である一般市民はよくわかっているあろう。

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( 翻訳者:齋藤洋輔 )
( 記事ID:28768 )