トルコ赤肉生産者協会のビュレント・トゥンチ会長は100%牛肉のスジュクの価格は20リラを超えないと主張し、一部のスジュクが市場で60リラで売られていると語った。
トゥンチ会長は赤肉製品が市場で非常に高い値段で売られていると主張した。また、政府と生産者は国民が安く肉を消費できるよう尽力していると語り、これにもかかわらず市場価格が「恐ろしい」次元にまで達していると主張した。
トゥンチ会長は肉製品における付加価値税率が7%引き下げられたにもかかわらず価格の高騰が続いていると述べ、次のように語った:
「我々生産者は製品を低価格で売り続けている。我々は赤肉を1キロ15リラで売っているが、パストゥルマは1キロ100リラ以上だ。スジュクも1キロ60 リラで売られている。スジュクの中にはあれだけいろいろなものが含まれているにもかかわらず、価格は60リラである。これはひどい、罪だ。ここには非常に 大きな不当な利益がある。100%牛肉を使用しスジュクをつくっても20リラを超えることはないのに、市場では60リラで売られている。これは明らかに悪事である。このような利益は許されない。」
■市場を管理する必要がある。
トゥンチ会長は、肉製品は市場の思い通りに値段がつけられていると主張し、市場を管理する必要があると語った。
国民は値段が高いために赤肉を消費できないと強調し、「この価格は引き下げられなければならない。私たちは『人々が安い値段で肉を食べられるように』と努めているが、市場では信じられないほど高い値段で売られている。絶対に市場を管理する必要がある。この管理をすれば人々が上質で安い肉を食べられるだろう。こうした機会が与えられれば人々は非常に安く肉を食べるようになる」と語った。
トゥンチ会長は市場が管理されれば肉製品の価格がかなり下がるとし、次のように言葉を締めた:
「人々に肉を食べてもらえるよう我々は生産者としてすべきことを行っている。我々は肉の値段を13リラまで下げた。市場の管理が行われれば人々に20リラ で100%の牛肉のスジュクや、16リラで細切れにした肉を食べていただける。これらの製品は消費されるべきだが、価格がこのように高くなると、市民は当然消費できない。60リラのスジュクなど誰も消費できない。このため、価格が下げられなければならない。」
1トルコリラは約50円
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:28800 )