173名のならず者たち、テヘランで悪夢を見る
2013年01月10日付 Jam-e Jam 紙
同日付マルドムサーラーリー紙より
同日付マルドムサーラーリー紙より

テヘラン警察長官、釈放後のならず者たちの行動監視を発表

 テヘラン警察長官は、早朝に行われた警察の作戦によって、173名のならず者が逮捕されたことを明らかにし、逮捕者の平均年齢は25歳以下であったと述べた。

 メフル通信の報道によると、ホセイン・サージェディーニヤー司令官は昨朝、記者団を前に、「公序良俗を乱すテヘラン市内の破壊分子・ならず者たち取締り計画」の第8弾が実施されたと述べ、「この計画で、警察官らはその存在を特定されたならず者たちや、徒党を組んで犯罪行為に手を染めていた者たちを取り締まり、これら全員を逮捕した」と語った。

 サージェディーニヤー長官は、テヘラン南部のハザーネ地区にて逮捕されたならず者たちの市中引き回しを行ったと述べた上で、「司法命令によって、各地区でこれらのならず者たちの市中引き回しを行う予定だ。警察が犯罪者たちに対して、毅然とした態度で取締りを行っているということを、その他の犯罪者たちに理解させることが目的だ」と強調した。

 同長官は「ならず者取締計画」はこれからも継続されると表明した上で、「われわれがこの計画を実行に移したのは、公序良俗を一部の地区で回復させ、犯罪者たちが枕を高くして寝ることができないようにすることが目的である」と付け加えた。

 テヘラン警察長官はさらに、「前回の取締り計画では100名が逮捕されており、またここ2週間でこれとは別に60名が、警察の職務中に存在を特定され、逮捕されている。この内、釈放されたのはたったの2名で、残りは今も塀の中だ」と付け加えた。

 同長官は司法権に感謝の意を示し、「幸運なことに、司法権もまたこれらのならず者たちに断固とした態度で対処してくれており、これらの者たちは今も刑務所の中にいる。これらの者たちに対して厳罰が下されることを、私は望んでいる」と述べた。

〔‥‥〕

 同長官は、この計画が住民の要望に基づいて実施されたことに言及し、「逮捕されたならず者たちの大半が第一級の犯罪者であり、強盗・恐喝や麻薬の密売、窃盗、迷惑行為に手を染めていた」と説明した。

 テヘラン警察長官はさらに、「幸運なことに警察の対策によって、ここ最近、首都における犯罪の発生が減少している。実際、強盗・恐喝やひったくりはこの間に50%減少している」と続けた。

 同長官は知能犯の取締りに向けた計画も策定したと述べ、「刑事警察は首都における知能犯の監視も担っており、警察の捜査チームが目を光らせている」と付け加えた。

〔‥‥〕

Tweet
シェア


関連記事(テヘランで100名のならず者を逮捕)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8410111 )
( 記事ID:28906 )