テロ組織首謀者アブドゥッラー・オジャランが囚人となっているイムラル島で監視員によって世話された1万本の木から今年、60トンのオリーブが採れた。
オリーブの一部は刑務所で囚人たちの食用で使われる一方、また一部は複数の裁判所で値段が付けられ売られている。
テロリストのリーダー、アブドゥッラー・オジャランと共に5人の囚人が服役中のイムラル島で、監視員である12人の実権保護員により育てられた1 万本のオリーブの木の生産物が収穫された。今年は島から60トンのオリーブが採れた。収穫されたもののうち非常に(状態が)良い食卓用のオリーブは、塩漬けにされるため巨大桶に入れられた。また3トンはオリーブオイルにされた。
アフメト・ドゥズマン刑務所長は、島で生産されたオリーブオイルとオリーブがİM-CE社標で市場に出されることを明らかにし、オリーブは8か月後に売りに出され始めると話した。ドゥズマン所長は、購入希望者がムダンヤの連絡事務所にオリーブの注文でき、また、裁判所の建物の中にあるスタンドで実売されると明らかにした。
■イムラル島から各地刑務所へ
監視員ムラト・サルカヤ氏は、裁判所内に設けられたスタンドで販売されているオリーブに注文が相次いでいると述べ、イムラル島から採れたオリーブがトルコの多くの刑務所に送られると話した。サルカヤ氏は、İM-CE社標でキロあたり7リラから市場に出されるオリーブは2kg缶で売られていると述べ、 「マルマラ地域でのオリーブ生産量は低いにもかかわらず、60トンのオリーブ生産を実現した。販売状況は非常に良い。購入したオリーブでそれが新鮮で自然な物であると消費者はわかる。今後、オリーブオイルも販売する」と話した。
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( 翻訳者:門野淑香 )
( 記事ID:28951 )