今日(1月23日)は預言者ムハンマドの誕生日でありメヴリド祭(預言者生誕祭)が行われることから、ムスリムたちはモスクへ殺到した。生誕祭の夜をエユップスルタンモスクで祝おうとする人々は、夕方ごろに出発し、モスク内や周辺は短時間のうちに市民であふれた。
■モスクは満杯
礼拝に訪れた人の多くは、混雑のためにイシャ―礼拝(日没後の礼拝)をモスクの中庭で行わざるをえなくなった。なかにはモスクで場所を見つけられなかったために礼拝をせずに外に出た者もいた。預言者生誕祭では、聖典コーランとメヴリディ・シェリーフ(預言者讃歌)の朗誦が行われた。
■「預言者たちの町」で生誕祭
重要な宗教都市のうちの一つであるシャンルウルファでは、生誕祭のために市民がバルクル・ギョル(聖なる魚の池)敷地内のモスクを一杯にした。日没後の礼拝の後、バルクル・ギョル敷地内のモスクでお祈りをし、コーランを詠む人もいれば、詠まれる讃歌に耳を傾ける人もいた。
聖イブラヒムが生まれたと伝えられる洞窟と、聖ヨブが病時に苦しんだ洞窟は、一日中訪問者が絶えることがなかった。
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( 翻訳者:吉岡春菜 )
( 記事ID:28990 )