エジプト:暴力が革命記念デモを制する
2013年01月25日付 al-Hayat紙

■エジプト:暴力が革命記念デモに先行する

2013年1月25日『アル=ハヤート』

【カイロ:ムハンマド・サラーフ】

二度目の革命記念日の前夜、その革命の光景が繰り返され、治安部隊とデモ隊がカイロのタハリール広場周辺で衝突した。このことは、政府と反対勢力の対立を背景とする 暴力が発生するのではないかという恐怖を強めた。

衝突はデモ隊のうち数十人が、タハリール広場に通じるアル=カスラ・アイニー通りの中央に政府当局がデモ隊の議会や政府庁舎への到着を防ぐために配置した石をどかそうとして始まった。衝突が起きる前に警察は催涙ガス弾を発射してデモ隊を遠ざけようとしたが、このことデモ参加者からより強い決意によって迎えられ、実際彼らはコンクリート障壁の撤去に成功した。そして彼らは、警察と正面衝突することとなった。双方のヒット・アンド・ランの衝突は、夕方の早い段階で勢いを増し数十人が負傷した。内務省によると、負傷者の中には銃で撃たれた治安隊長もいたとのことだ。

事件は、当日エジプトの様々な場所がムハンマド・ムルスィー大統領政権に反対する数千人のデモ隊を迎え入れた時に発生した。デモは「革命の諸目的の完全なる革命の達成」に向けて大統領に圧力をかけるためのものである。本日のデモは、特にポートサイード虐殺事件の被告の公判予定日の1日前に行われ、多数が参加した。ポートサイードの事件とは、サッカーの試合を背景に、70名が死亡、数十名が負傷した事件である。エジプト人たちは、公判に暴力が伴うのではないかとの恐怖と期待の混合によって公判を見ている。アル=アハリのサポーター(ウルトラス)の団体は、会員たちに裁判所のある5番街郊外(東カイロ)警察学校への行進を呼びかけた。この団体は声明の中で、サポーターたちは党派や政治潮流に支配されていないと述べ、土曜日(すなわち明日26日)は死をみて恐れなかったものたちのものだ、と強調した。

(後略)

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(翻訳者:小澤菜穂)
(記事ID:29005)