PKK最初の国外退去、3地点、60人で実現へ
2013年01月29日付 Yeni Safak 紙


PKK(クルド労働者党:非合法組織)との停戦協議に期待される結果が出れば、PKKは武装解除決定を、オジャランの呼掛け後の2月後半以降に発表する予定であると分かった。国家諜報機構(MİT)のハカン・フィダン事務次官が、近々、(イラクの)アルビールへ赴きPKK武装解除プロセスの継続に向けた重要な 一歩を踏み出すであろうと期待されている。

■ プロセスに躊躇はない

イムラル(オジャラン側)-アンカラ間で実施された協議交渉へのアルビールの参加並びにPKKの退去日程が明らかとなる。パリでの3名のPKK女性メンバーの殺害に伴い 滞っていた協議を継続する事でMİT及びイムラルが決定を下し、外因的問題がプロセスに影響を及ぼさない方向で合意に至った事が分かった。

■ 武装解除は2月

イムラル‐アルビール間での協議で期待される結果が出れば、オジャランが行う呼掛けのすぐ後で、PKKは武装解除決定を2月後半以降に発表する予定である。 一方、冬の諸条件を理由に、国境から離れた地域にいるPKKメンバーらの国外退去は、春になると予想されている。PKKが停戦した場合、軍事作戦を実施しないであろうとのエルドアン首相の発表を注視していたPKKは、最初にトゥンジェリ、ヴァン及びスィイルトから20名ずつから成る非武装テロリスト集団を、1999年の和平グループ同様に、象徴的に国境から北イラクへ退去させる予定である。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:29059 )