チュニジア:「笑いの祭典」は革命の国民を必要としている
2013年02月02日付 al-Hayat 紙


■チュニジア:「笑いの祭典」は革命の国民を必要としている

2013年2月2日「アル=ハヤート」

【チュニス:サーリフ・スウィーシー】

他のアラブの諸革命の国民と同じように、チュニジア人の心身は漆黒の闇に包まれており、彼らは急いで喜びと笑いを一服する必要があるように見える。今なお息づく彼らの感情に、再び笑いが戻ってくるだろう

今日、所属先や文化的背景の違いはあれど、多くのクリエイターが生活費の高騰や政治的経済的問題を抱えるチュニジアの人びとの問題に迫り、彼らの困難について取り上げる芸術作品を創りだそうと試みている。
第7回「笑いの祭典」の波が、この渓谷(チュニジア)を注ぐごうとしている。というのも、チュニジア滞在者らが、外国人とチュニジア人による劇場公演を当地での実施を決定したからだ。上演が続く間、より多くの人が鑑賞できるように、上演は首都チュニス、スース、スファックスの3県で同じ期間行われる。

「笑いの祭典」(今月9日まで)は上演以来、チュニジアのアートのシーンで最も顕著な出来事の一つになることができた。

比較的最近の時勢にもかかわらず、本祭典は、最も有名で輝かしいチュニジアや世界のお笑いのスター達を第7回目の公演に参加させることに成功した。その中には、チュニジア人のナスル・アッ=ディーン・ブン・ムフタールやカマール・トゥワーティーに加え、外国からはジャメル・ドゥブーズ、カリーム・サラーマ、カザーフィー・ムウタミル「ティトフ」(訳注:フランス語圏の人気コミック)らがいる。組織委員会は、これらの参加者の中から、本祭典を大成功に導くことのできる人物の選考に数か月前から専念していた。とりわけ笑いをユーモアの専門家を一人を選考しようとしていたが、上演の上手さを考慮するものではない。

チュニジアから今年参加した参加者の演劇はは、ナワール・アル=マダーイニーの一人芝居(ワン・ウーマン・ショー)ムハンマド・アリー・アル=ナフディーの「アッ=ズメクリー」、カマール・トゥワーティーの「私たちはハッカー」サマーフ・アッ=ディシュルーイーの「十字架」ブサーム・アル=フマラーウィーとファイサル・アル=ハディーリーの「夢をみさせてくれ」スーサーン・ムアーリジュとナーディヤ・ブーサッタ、ムハンマド・アッ=ダーヒシュの「女性の小道」であるが、最後のグループに関しては演目の内容が未だ公表されていない。入手できるが少なく、公示もシンプルなものであったが、、批評家とメディアがチュニジアの新聞で書いたことによれば、彼らを取り上げる姿勢の大半は「ムハンマド・アッ=ダーヒシュの卓越したパフォーマンスにも関わらず作品が弱く、一方で、他の作品のほうが出演が値するものであった、という認識だという。

(後略)

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( 翻訳者:岸本聖美 )
( 記事ID:29139 )