シリア国境ヌサイビンに新国境施設
2013年02月10日付 Yeni Safak 紙


ムアッメル・ギュレル内相は、マルディン県ヌサイビン郡に新たに設けられた国境施設のために、トルコはあらゆる犠牲を払ってきたと述べ、シリアですべてが正常に戻った後、シリア側の税関や道がつくられるであろうと話した。

メフメト・クルチラル警察総局長、マルディンのトゥルハン・アイヴァズ知事、公正発展党(AKP)アブゥドゥッラヒム・アクダー議員らと共にヘリコ プターでヌサイビンを訪問したムアッメル・ギュレル内相は、庁舎においてムラト・ギルギン郡知事と他の関係者によって迎えられた。郡について郡知事から簡単な説明を受けたギュレル内相は、その後公正発展党の郡支部に移動した。ヌサイビンは自分たちにとって大変重要な要衝を抱えていると述べたギュレル内相は、マルディンが広域市になった後、ヌサイビンはさらに大きな重要性を持つだろうと話した。ヌサイビン国境施設のために、トルコはあらゆる犠牲を払ってきたと述べたギュレル内相は、シリアでの問題のために国境は閉鎖されているが、全てが正常に戻った後、ヌサイビンに新たに建設された国境の向かいにカムシュル税関の建物とさらにカムシュルからイラクまでの80から90kmの道をトルコが建設する予定であると述べた。またギュレル内相は、シリアが正常化するまでヌサイビンの国境を国内の税関として使用するプロジェクトを準備していると述べ、次のように話した:

「シリアで大きな問題が起こっている。昨日までにトルコの難民キャンプにいる17万7千人と、キャンプ以外の場所にいる7万人から8万人、合わせて約25万人のシリア人が援助を受けている。しかしもちろんこの数字は毎日増えている。彼らにできるあらゆる人道的援助をトルコ共和国は許可し、可能にした。現在までトルコが行った援助を世界ではどの国も、国連でさえも行っていなかった。ここにいる人々は、私達の兄弟であり、ムスリム同胞であると考えており、隣人が求める法的秩序において、我々が担った責務を全うしている。この点で、クズライ(赤新月社)が調整を行い、国が監督をすることで、誰が来ようとも人道的な援助を最も良い形で施している。私達もこのことについてマルディン県知事には必要な権限を与えている。」

ギュレル内相はその後、ヌサイビンの中小事業者を訪問した。そしてアイドゥンラル・ホテルでオピニオンリーダーらと会談し、郡を離れた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:29217 )