ギーラーン・サイバー警察長官は、フェイスブック上に不道徳な画像を公開した人物の身元を突き止め、逮捕したことを明らかにした。

　イーラジ・モハンマドハーニー大佐はイラン学生通信とのインタビューで、この件について「ギーラーン・サイバー警察の24時間監視チームは、社会の貞操観念や倫理に対する犯罪の取り締りの一環として、某SNS（ソーシャル・ネットワーキング・サイト）上のページで不道徳な内容が公開されているのを発見した」と語った。

　ギーラーン州サイバー警察長官は、「このサイトの存在を発見したことに伴い、サイバー警察の捜査官らは同サイトの管理人の特定を急いだ」と述べ、さらに次のように続けた。「警察による科学捜査の結果、ユーザーらを煽って不道徳な内容〔の画像〕を彼らから手に入れていた、件のサイトの運営者の住所が特定された。そして司法から必要とされる許可を得た上で、ラシュト市の某地区に住んでいたその人物を逮捕し、公安本部に連行した」。

　ギーラーン州サイバー警察長官は、容疑者はバーチャル・ネットワークのイラン人利用者たち280名を自身〔のサイト〕に誘い込んでいたと述べた上で、「この人物から見つかったデジタル上の証拠品を調査した結果、不道徳な画像や低俗な歌手の歌声が録音された音声ファイルが大量に見つかった」と指摘した。

　モハンマドハーニー長官は、逮捕された容疑者は数々の証拠資料を目の前に突きつけられた結果、容疑を認め、司法当局から有罪認定が下されて、刑務所に送られたと述べた。その上で、仮想空間を隠れ蓑にして社会の貞操観念や倫理を狙い打ちにしている者たちに対し、サイバー警察は社会の貞操観念や倫理に対する犯罪の取り締まりに毅然かつ断固とした態度で臨むと警告した。

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（ 翻訳者:3411015 ）
（ 記事ID:29295 )