ネスレ製品の馬肉混入問題でトルコ責任者「トルコ国内販売分は問題なし」
2013年02月19日付 Milliyet 紙
ネスレトルコはヨーロッパで、インスタント食品の材料に馬肉由来のDNAが検出された商品の生産が停止されたこと、商品が市場から回収されたことを発表した。「回収の対象は3つの製品で、イタリア、スペイン、フランスのみが対象で、トルコのネスレ製品には全く関係ない。ネスレとして、我々が トルコで販売している全ての商品が安心して消費して頂ける事を皆さんにお伝えする」と述べた。
ネスレトルコはヨーロッパで、インスタント食品の材料に馬肉由来のDNAが検出された商品の生産が停止されたこと、商品が市場から回収されたことを発表し た。「回収の対象は3つの製品で、イタリア、スペイン、フランスのみが対象で、トルコのネスレ製品には全く関係ない。ネスレとして我々がトルコで販売して いる全ての商品が安心して消費して頂ける事を皆さんにお伝えする」と述べた。
ネスレトルコは、書面での説明で、ヨーロッパの数カ国で牛肉から作られた製品から馬肉が見つかった事実を受けて、ネスレがヨーロッパ製品に関する検査を始めたことを明らかにした。ネスレが行った包括的かつ詳細な検査の結果三つの製品で馬肉のDNAが発見され、これらの製品の生産が停止された上、市場に出回っ ている製品が回収されたことが明らかにされた。説明ではさらに、次のように述べられている:
■「供給元から供給された全製品の生産が停止された」
「ネスレが自主的に始めたこの検査の結果、イタリアとスペインでは“ブイトーニ・ビーフ(Buitoni Beef)”と”ビーフ・トルッテリーニ(Beef Tortellini)”という二つの冷凍パスタ製品、フランスではネスレの海外消費ルートによって生産された“ラザニア・ア・ラ・ボロネーゼ・グルマンド(Lasagnes à la Bolognaise Gourmandes)”という製品で馬肉のDNAが発見された。ネスレはこれによって供給元のJBSトレド社の下請け供給者であるH・J・シュプカ社から供給された牛肉を含む全製品の生産を停止し、対象の製品は市場から回収させたということだ。この状況は食品の安全という点での危険性はない。問題となっている製品回収は3つの製品、またイタリア、スペイン、フランスのみが対象であり、トルコで販売されているネスレ商品には何の関係もない。製品は常に最上の品質基準を満たすことを指針としているネスレとして、トルコの全ての我々の商品が安心して消費して頂ける事を国民の皆さんにお伝えする。」
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( 翻訳者:清川智美 )
( 記事ID:29312 )