エルドアン首相の知られざる過去の職業とは?
2013年02月20日付 Milliyet 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、1993年から1994年にかけ貴金属商をしていたことが発覚した。イスタンブル貴金属商工会議所(İKO)に入会し、貴金属販売の資格も持っていたエルドアン首相は、入会から一年で退会し、「活動休止メンバー」となっていた。

イスタンブル貴金属商工会議所アラーッティン・カメルオール会長は、銀行に共和国金貨の売買権が与えられたことにより、(貴金属商は)仕事を奪われたと言い、エルドアン首相は過去に貴金属商をしており、そのため中小事業者の状況を理解してると語った。カメルオール会長は、「首相はこの問題の解決策を早急にみつけるでしょう。金融部門と貴金属取引部門が平和的に機能することが可能となるよう望んでいます」と話した。
トルコ貴金属商工会議所及び協会は、アンカラ商工会議所(ASO)で行われた記者会見で、銀行が共和国金貨を売り始めたことにより生じた金取引業界への影響に言及した。会議ではプライベートで取り引きされていた金を銀行が購入できるようになったことによる金取引部門への悪影響が話し合われ、トルコ貴金属商工会議所及び協会を代表して、イスタンブル貴金属商工会議所アラーッティン・カメルオール会長が会見を行った。

会見でカメルオール会長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の貴金属商工会議所の登録書を見せた。そしてエルドアン首相が昔貴金属商であったことを述べ、エルドアン首相が1993年4月16日に会議所に入会し、10カ月の試用期間後の1994年2月25 日に退会したと説明した。カメルオール会長は、このことからエルドアン首相は中小事業者の状況を理解していると述べ、「首相はこの問題の解決策を早急にみつけるでしょう。金融部門と貴金属取引部門が平和的に機能するをことが可能となるよう望んでいます」と話した。

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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:29319 )