シーラーズでレイプや性的暴行の罪を犯し、悪事の限りを尽くしたとして有罪判決を受けていた男が、公開で絞首刑に処された。

　ISNA（イラン学生通信）によると、シーラーズ検察の次席検事はこの死刑囚に対する死刑執行に際し、「〔処刑されたのは〕29歳の「A・B」という名の者で、彼は個人タクシーの運転手を装って女性らを略取し、〔…〕自らの悪魔のような願望を実行に移していた」と語った。

　クーロシュ・ザーレイー判事は、この死刑囚が犯した悪事について説明する中で、「この人物は次のような方法で罪を重ねてきた。まず共犯者と共に個人タクシーを装って女性たちを車に乗せた後、女性を脅迫し、車中で殴打、抵抗力を奪った上で町の外に連れ出し、スタンガンで麻痺させて、残酷な方法で性的暴行を加えていた」と付け加えた。

　同氏はまた、「この極悪人は自らの悪魔のごとき願望を遂げるや、レイプの標的になった人たちを町中で解放した。レイプの標的になった女性の中には、既婚者で、社会的名声を得ている人もいた」と述べた。

〔…〕

　シーラーズ州刑執行責任者の同氏はまた、「この人物に対する死刑判決はファールス州刑事裁判所第4号法廷で下され、最高裁判所第11号法廷で支持されたものである。〔司法権長官からの執行〕許可を得、法的段階を踏んだ上で、バフマン月26日木曜日〔2月14日〕の朝、シーラーズのガーズ広場にて衆人環視の中で死刑が執行された」と付け加えた。

　ファールス州司法局は〔声明の中で〕、「このレイプ犯は、犯罪を開始し、獲物を定めていた場所で、絞首刑に処された。またこの犯罪者の死刑執行後、集まった群衆からは法の裁きへの歓声と感謝の声が上がり、その他のレイプ犯を極刑に処すよう求める声も上がった」と記している。

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（ 翻訳者:8409148 ）
（ 記事ID:29329 )