252名の国会議員、5+1協議について声明「露・中は米に追随するな」
2013年02月25日付 Mardomsalari 紙

 イランと5+1諸国(国連安保理常任理事国とドイツ)による次回協議に関する国会議員252名の共同声明が、本日国会の本会議場で読み上げられた。

 ファールス通信によると、カザフスタンで開催される予定の5+1諸国との次回協議に関する国会議員252名による声明は、次のような内容で国会の本会議場で読み上げられた。

偉大なるイラン国民の代表者たちは核問題について、国民の当然の権利であるという明瞭かつ道理に合った立場を取っている。このことに鑑み、以下の諸点を重大な注意・警告として提起する。

1.交渉団はNPT(核不拡散条約)とIAEA(国際原子力機関)規則の範囲内におけるイラン国民の権利を毅然とした態度で守り、いかなる合意も、こうした権利ならびに国益に基づいて取り決めること。

2.国連安全保障理事会の常任理事国として、ロシア・中国の二ヵ国には、以下のことを期待する。・アメリカの過大かつ不条理な要求には追随しないこと、・NPT、特に核技術を有する権利を加盟国に保障している同第4条を守ること、・特にアメリカが世界経済を新たな手法で警察化しようとしていることに抵抗すること。

3.アメリカは心理戦のあらゆる方法を駆使し、また違法な決議の採択や決議の内容を超えた制裁の実施を試みているが、イラン・イスラーム革命の勝利を記念する34周年記念日に、偉大なるイラン国民から〔アメリカの圧力には屈しないという〕回答を受け取った。それゆえ、こうしたやり方を続けることは「臼の中の水を砕く」がごとき徒労である。われわれは偉大なるイラン国民の代表者として、アメリカとその西側同盟諸国に、核技術をすでに獲得したイラン・イスラーム共和国の今の現実を受け入れ、対決の政治を協調のそれに変更するよう提案する。平和目的を基本としたイランの核の列車が止まることは決してないということを、知るべきである。


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( 翻訳者:8410111 )
( 記事ID:29403 )