チャーラヤン経済相「クルド人であることを長い間、言えなかった」
2013年03月02日付 Yeni Safak 紙


チャーラヤン経済相は、自身がクルド系であることを明らかにし、「私も長い間、自分がクルド人であると言えなかった一人です」と述べた。チャーラヤン経済相は、CHP(共和人民党)、MHP(民族主義者行動党)も、クルド問題の解決プロセスに貢献する必要があると強調した。

ジッデで新聞記者らの質問に答えたザフェル・チャーラヤン経済相は、トルコは非常に重要な地点を通過したと強調し、トルコに平和がもたらされることで、大きな経済的効果を得られるだろうと述べた。AKP(公正発展党)だけでなく、CHPやMHPも平和への貢献を行うことが必要であるとして、次のように話した。
「野党が(私がクルド人であるということを)悪用しないことを願っています。クルド問題の解決プロセスにおいては、皆が協力することが必要です。そしてまた、なんらかの妨害活動もみられるものです。このプロセスを不快に思う人もいるはずです。しかしこの問題においても、我々は止まるのではなく進み続けます。狭量な民族主義をのさばらせてはなりません。私はこのことを、昔からの理想主義者としてお話したいと思います。」

今期、議論は最低限に留め、やるべきことを最優先にすると言及したチャーラヤン経済相は、トルコの民族主義的なナショナリズムはないほうがよいと語った。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:29406 )