サウジアラビア:サルマーン王子、サウジ報道機関の歴史写真展を開会
2013年03月04日付 al-Hayat 紙


■サルマーン皇太子、サウジ報道機関の歴史写真展を開会

2013年3月4日『アル=ハヤート』

【リヤド:本紙】

副首相兼国防相のサルマーン・ブン・アブドゥルアズィーズ皇太子は昨日(3日)「サウジの新聞における歴史写真」展と会合を開会した。この催しは慈善団体「アッ=トゥラース(遺産)」が文化・情報省、アブドゥルアズィーズ国王財団、国立ファハド国王図書館との協力のもとに企画したもので、ほかにもサウジ通信社やサウジの報道機関が協力し、リヤド国際コンベンション&エキシビジョンセンターで開催されている。

皇太子はその写真展を訪れ、国のあちこちで撮られた重要で歴史的な写真を観覧した。それらの写真は大変な重要性を持っている。というのも、それらはサウジの報道機関が当時報道したもので、国の歴史に関係のある事実や人物、場所や事件をまとめているからだ。

訪問の最後に、皇太子はサウジアラムコに対し記念の盾を授与し、同社の総務副社長ムハンマド・カフターニー氏が受けた。またサウジテレコム(STC)とサウジ観光・遺跡委員会(SCTA)にもそれぞれ盾を授与し、STCのCEOハーリド・アル=ガニーム博士とSCTAのマージド・アッ=シッディー・メディア・広報事務局長が受けた。

一方サルマーン・ブン・アブドゥルアズィーズ皇太子は、スルターン・ブン・サルマーン・ブン・アブドゥルアズィーズ王子が贈った、写真展の参加団体の盾を受け取った。

サルマーン皇太子は報道機関の役割を、国の国民的遺産や歴史遺産を広め報道し、文化形成と国の独自性の特徴保護に貢献し、国にあふれる様々な時代の歴史的動きを読者が認知できるとして賞賛した。

また皇太子はサウジの報道機関が、国の由緒ある過去や輝かしい現在の出来事を写真に記録することに貢献したこと、そしてその遺産を若い世代に提供し、自分の国の歴史を認知できるようにしたと指摘した。また同様に、報道機関が国の歴史の記憶を残すために膨大な記録をまとめ上げたと述べ、この件に関して国立歴史写真保存庫を賞賛した。

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( 翻訳者:佐々木このみ )
( 記事ID:29414 )