国会の与党会議場の名称、「スルタン・スレイマン1世会議場」に変更へ
2013年03月15日付 Yeni Safak 紙
公正発展党マラティア選出のオメル・ファールク・オズ議員が国会の与党会議場の名前を「スルタン・スレイマン1世会議場」に変更する法案を提出した。
マラティア選出のオズ議員は、法に基づいた統治や公正に対する考え、法の整備者としての功績、定めた法律にちなんでスルタン・スレイマン1世が「立法帝」と称されていることを指摘し、彼がオスマン帝国の国土を最大領域にまで至らしめたことやその軍事的功績と同じくらい、公正な統治の確立のために行った取り組みについて強調した。
オズ氏はスルタン・スレイマン1世のこのような特徴は旧オスマン領内だけでなく世界のいたる所で評価されていると語る。「最も素晴らしい例の一つが、ワシントンにあるアメリカの下院議事堂である。歴史の始まりから現在に至るまでの最も有名な23人の立法者のレリーフが設置されており、その中にスルタン・スレイマン1世もいる。自国の歴史に刺激を受け、それを未来の世代に最も正しい方法で伝えることは我々の重要な務めの一つである。残念ながら最近では、偉大なる我が国民の歴史や祖先に対する関心は、一部の商業目的の建造物や報道によって搾取されている。」
公正発展党のオズ議員は、トルコだけでなく世界においても「立法帝」と称されるスルタン・スレイマン1世の特別コーナーやモニュメント、碑文を国会会議場につくり、国会の旧共和国上院会議場(与党会派会議場)の名を「スルタン・スレイマン1世会議場」に変更するべく、法案を提出すると語った。
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:29495 )