第三回オジャラン面会から帰還のBDP代表団、メッセージ代読
2013年03月18日付 Yeni Safak 紙


イムラル島でオジャランと面会した第三次代表団がイスタンブルへ戻った。同代表団の一人、平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同代表が、オジャランからの書簡を読み上げた。

アブドゥッラー・オジャランと面会するため、第三次代表団が18日午前、イムラル島を訪問した。
この代表団には、平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同代表、BDPのスッル・スュレイヤ・オンデル国会議員(イスタンブル選出)とペルヴィン・ブルダンBDP会派代表が参加した。
イムラル訪問後、セラハッティン・デミルタシュ共同代表はオジャランが3月21日に呼びかけを行うと話したと説明し、オジャランからのメッセージを以下のように代読した。

「現在の和平プロセスは、肯定的に進められている。私たちの目標はトルコ全土の民主化である。私たちの努力もこれを実現させるためのものである。
私は、この目的を果たすために3月21日のネヴルーズ(クルド人の新年祭)の祝賀についてある提案をするべく準備している。私が準備している文書は、歴史的に重要な意味を持つ呼びかけとなるであろう。

この呼びかけは、和平の軍事的、政治的なあらゆる点について満足させられる内容を含むものとなるだろう。私は、武力衝突問題についても迅速に時間を失うことなく、一人の命も失うことなく解決したい。
これらすべての実現のために、偉大な民意を代表する議会と各政党から得られる支持は、大変価値あるものである。

(軍事力の)撤退の迅速な実現と恒久平和のために、議会が同じように迅速に、彼らに課された歴史的任務を果たすことを願っている。
解決プロセスが進むにつれ、私自身が世論に向けてより詳しい形で話せるようになることを祈るとともに、みなさんへもう一度、私からの挨拶と愛を送りたい。」

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:29512 )