ボスフォラス第三橋も掛かる地域の地価が高騰し、イスタンブルの地価平均は1年で79%の上昇を遂げた。
Hurriyetemlak.com(訳注:ヒュッリイェト不動産の意)やリアリティワールドが作成した不動産指数によると、昨年同時期の土地平均価格(1平方メートル当たり)は75TL(トルコリラ)であったのに対し、今年は125トルコリラに上昇した。また、昨年Hurriyetemlek.comの土地部門には551件の売地広告があったが、今年はその数が810件だった。
Hurriyet.comの総コーディネーターであるアフメト・クルシュンル氏は、特に9月以降、地価の上昇が最高値に至ったと強調する。2012年の間、75~85トルコリラの間を動いていた1平方メートルあたりの地価が、突然上昇し、このレベルまで達したと述べ、以下のようにコメントした。
「不動産指数を見ると、トルコの地価平均が62トルコリラである。つまり、イスタンブルの地価平均である125トルコリラという数字は、トルコ全土の平均の2倍よりも高い。年間上昇率がイスタンブルにおいては79%であるが、トルコ全土では42%だ。」
■一番高いのはベイコズ
クルシュンル氏によると、イスタンブルの土地売却において、最も値が高いのがベイコズであるという。
「ベイコズでは、1平方メートル当たりの地価が1年で13%上昇し、250トルコリラに達した。アルナヴトキョイは135トルコリラで、ベイコズに次いで2位だ。アルナヴトキョイ地域では、地価が69%という記録的上昇を見せている。1平方メートル当たりの地価はチャタルジャが64トルコリラ、シリヴリが45トルコリラ、シレは40トルコリラだ。イスタンブルは毎日地価上昇を続けており、土地は常に、もっとも利益の出る投資先であるという特性を守っている。」
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( 翻訳者:渡辺夏奈 )
( 記事ID:29655 )