治安維持軍次官「フェイスブック上での公園での逢い引きの約束について調査」
2013年04月17日付 Mardomsalari 紙

「海外での女優たちのヘジャーブの乱れについては、インターポールを通じて調査」

 〔‥‥〕ハバル・オンラインの報道によると、治安維持軍社会担当次官のモンタゼル・アル・メフディー司令官は、海外での女優たちのヘジャーブの乱れ(バッドヘジャービー)について、「海外での女優たちのヘジャーブの乱れについては、インターポールを通じて調査が行われるだろう」と述べた。

 〔‥‥〕同氏は「イラン映画をめぐる状況」について、映画関係者たちは社会的責任感をもった、〔イスラームや革命の〕原則に忠実な知識人であると指摘した上で、「どんな集団にも、規範を尊重せず、慣習に外れた服装をする者が、少人数ではあれ、いるものだ。しかし全体的に言って、映画関係者らは社会的責任感を有した知識人である」と述べた。

 〔‥‥〕モンタゼル・アル・メフディー氏はまた、人々の服装の乱れに対する治安維持軍の役割について、「女性の尊厳と地位を守る計画」の実施について触れ、「私は『バッドヘジャービー撲滅計画』といった名称には反対である。というのも、ヘジャーブの乱れの根本的な原因がどこにあるのかを突き止め、ヘジャーブの乱れという現象がなぜ起きるのかを見極めることが重要だと考えるからだ」語った。

 同氏は、ヘジャーブはイスラーム国家の象徴であり、また神が男女に与えた賜であると指摘した上で、「われわれはヘジャーブについて、神に感謝しなければならない。ヘジャーブは社会的な問題であり、個人的な問題ではないということを言っておく必要があるだろう。女性の尊厳を守るためには、ヘジャーブの普及が重要だ」と述べた。

 同氏はフェイスブックを通じて公園での逢い引きの約束が交わされ、例えば〔テヘランにある〕「水と火の公園」などで〔男女が〕水遊びに興じるといった出来事が起きていることについて触れ、「〔ソーシャル〕ネットワークの監視を行っているところであり、仮想サイバー空間における〔活動の〕取り締まりを実施している。警察は〔違法行為が発生する〕可能性がある場合、〔積極的に〕必要とされる予防措置を講じているが、しかし若者の意識の向上によって、類似の出来事が起きないようにすることが望ましいと考える」と述べた。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:29762 )