2013年第一四半期、外国人観光客数22.5%増
2013年04月29日付 Cumhuriyet 紙

今年の一月から三月の間にトルコを訪れた外国人観光客数は、昨年の同時期に比べて22.5パーセント増加した。

地中海観光宿泊業組合(AKTOB)の研究開発チームが集めたデータによると、ドイツからの観光客数は、第一四半期において前年の同時期と比較して7.4パーセント増の、56万1千人であった。18パーセント以上増となったロシア市場からの観光客数は、19万5千人であった。14パーセント近く増えたイギリスからの観光客数は、13万人を超えた。昨年からゆるやかになっているフランス市場での低迷は、9パーセント近くの減少でとどまった。

トルコは第一四半期に、北・中央ヨーロッパ市場において10パーセント以上の(観光客数の)増加を得た。また、ルクセンブルクとフランスを除いたヨーロッパの全ての国で増加が見られた。今期、全ヨーロッパ市場からの観光客数は、14パーセント増の200万人を記録した。

その一方で、独立国家共同体(BDT)市場での拡大も続いた。この第一四半期の、独立国家共同体(BDT)からの観光客数は、昨年の同時期に比べて25パーセント近くの増加を示し、87万人に上った。同時期でアフリカ市場においては19パーセント、西アジア地域では79パーセント、アジア地域では38パーセント、アメリカ地域では50パーセント近くの増加が記録された。

トルコの近隣諸国であるイラン市場では7パーセント近くの縮小が起こった一方、イスラエル市場では政治的関係が改善の兆しを見せている影響で急速な増加を辿っている。シリアからの入国者も非常に増加している。

トルコへの観光客数は、2012年の第一四半期には343万9千人であったのに対し、今年の同時期には421万4千人に達した。

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( 翻訳者:足利阿紀 )
( 記事ID:29788 )