エルドアン首相、「日本は経験とノウハウをもつ」―原子力発電所計画で
2013年05月02日付 Hurriyet 紙

(前略)エルドアン首相は、日本の日経新聞とのインタビューで懸案の問題について語った。質問に答える形で発言したエルドアン首相は、原子力発電所の問題についてトルコと日本の間での合意が調印の段階まできたと述べた。エルドアン首相は、「日本との間で、政府間協定に調印する段階に至った。黒海岸のシノプに日本とともに原子力発電所を建設する。日本は地震についての経験とノウハウを持っている。環境問題への配慮でも先進的だ。フランスのアレヴァ社の技術力も高い。3つ目の発電所についても予定地選定の作業が続いている。日本も候補のひとつだ。原子力発電所については、計画から完成までの期間を7年以内にすることが必要だと考えている。2030年には発電力の少なくとも15%を原子力から得ることを計画している」と述べた。

エルドアン首相は、日本とトルコが、吊り橋、海底トンネル、衛星のような分野で協力関係にあったとのべ、経済・産業分野での協力を今後さらに増やしていきたいと述べた。

エルドアンは次のようにつづけた。「日本と一緒にできることは、たくさんある。ボスフォラスの第三橋の建設がはじまっている。イスタンブルの第三空港の入札も近い。第一段階では年間1億人(100 milyon)が移動可能な、世界最大級の空港のひとつを作る。イスタンブルの西に運河をつくる計画も続いている。日本がトルコの企業と協働し、空港や運河計画に参画することを我々は望んでいる。高速鉄道網の整備に関するインフラ整備の計画もある。」(後略)


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:29838 )