コンサートの最中にステージに投げられた「おもちゃ」が原因で、ジャスティン・ビーバーはステージを一時放棄した。
有名な歌手であるジャスティン・ビーバーは、イスタンブル工科大学アヤザー・キャンパスのスタジアムでイスタンブルの人々に忘れることのできないコンサートを行った。ビーバーはコンサートに2時間遅れで登場したためファンからしばらくブーイングを浴びた。一方、コンサート前からできた交通渋滞により、一部の市民は徒歩で帰宅しなければならなくなった。
歌手のジャスティン・ビーバーは、イスタンブル工科大学アヤザー・キャンパスのスタジアムでコンサートを行った。19時30分開演と予告されていたコンサートの何時間も前から、マスラクに向かうすべての道がほぼ通行止めとなった。自動車に乗った状態で路上に残された市民によってできた長蛇の列により、路上ではみなが前進しようとする困難が起きた。仕事を終えて帰宅しようとバスなどの交通機関に乗り込んだ市民は、混みあった交通状況に遭遇することとなった。渋滞が一向に解消されないため交通機関に乗車した一部の市民は、歩いて帰宅しなければならなくなった。
■子どもたちのコンサートでの高揚ぶり
コンサートを鑑賞するために来ていた人々は、非常に高揚感に包まれていた。特に子どもたちは、「とてもわくわくしています。ジャスティン・ビーバーが大好きです」と言って興奮をあらわにしていた。子どもたちがコンサートを鑑賞するためにスタジアムに入る一方、家族はスタジアムの外でコンサート後に子どもたちが出てくるのを待っていた。コンサートに来ていた人々の中にはモデルのチュリン・シャーヒンもおり、彼女も非常に有名な人物のコンサートを鑑賞するために来場していた。シャーヒンは、「私の姪たちも彼が大好きです。彼女たちもコンサートに来たいと言っていました。私はいくつか歌を知っている程度です」と話した。
■2時間遅れでステージに上がったビーバーはブーイングを浴びた
ジャスティン・ビーバーのコンサートは約2時間遅れで始まった。遅刻に怒ったビーバーのファンは、ビーバーにブーイングを浴びせた。しかしこの抗議は、ビーバーのステージ登場により止んだ。その後カウントダウンが始まり、ビーバーが背景のアニメーションに描かれた羽を付けているかのような姿でステージに現れた。トルコ語で「さあ、イスタンブル」と言いコンサートを始めたビーバーは、ファンを高揚させ、その後ファンに愛される曲を熱唱した。ジャスティン・ビーバーがステージに上がる際に起きた歓声は、マスラクのほぼ全体に響き渡った。歌を熱唱した後に短いMCを行ったビーバーは、「僕は初めてイスタンブルに来た。こんな光景はまだ見たことがない」と言い、「みんなは僕のコンサートを見たことがあるかい?」と質問した。ビーバーはMCの後にメガネを外し、客席に向かって投げた。ビーバーがステージでダンサーとともに行ったショーにより、観客はほとんど魅了された。
その一方、コンサートでは興味深い展開が起きた。コンサートの最中にステージに投げられた物により、ビーバーは一時ステージを放棄した。ビーバーはこの状況が続く限り、ステージには上がらないと話した。しばらくの間バックステージで待機していたビーバーは、その後再びファンの前に現れた。
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:29856 )