若者の「許されざる関係」、石による撲殺でピリオド
2013年05月02日付 Mardomsalari 紙

 ヤズド刑事警察の捜査官らは、妹(姉)と関係を持った青年を石で殴って殺害した若い男を逮捕した。

 ISNA通信(イラン学生通信)によると、今年のファルヴァルディーン月19日〔西暦2013年4月8日〕、中年の男性がヤズド刑事警察を訪れ、エスマーイールという名の20歳の義弟が買い物のために家を出たっきり、2日間戻らないと訴えた。

 この男性の供述を記録した上で、この20歳の青年がどうなったのか、手掛かりを得るための捜査官らによる捜査が開始された。そして初動捜査で、この人物が品行方正で評判がよく、誰ともこれといったトラブルを抱えていないことが分かった。

 エスマーイールの足跡を得るための捜査官らによる捜査が進むなか、彼らはエスマーイールが最後にナジボッラーおよびホセイン兄弟と一緒にいるのが目撃されていたことをつかんだ。この手がかりをもとに、捜査官らはこの2人の正確な身元捜査を開始し、本件の判事の令状を得て、この2人の自宅に向かった。そして捜索の結果、ナジボッラーとホセイン兄弟は自宅から逃亡したことが判明した。

 この2人の逃走により、彼らがエスマーイール殺害の秘密を知っているのではないかとの捜査官らの疑いが強まり、彼らの隠れ家の特定が捜査官らによって開始された。そしてついに、ナジボッラーが隠れ家にいるところを発見され、警察によるオペレーションによって逮捕された。

 この人物は刑事警察に身柄を移され、犯罪の証拠を突きつけられると、自分の妹(姉)とエスマーイールの許されざる関係に気付き、ホセインとこのことを相談した上で、エスマーイール殺害を決意したことを自白した。

 ナジボッラーは自白の中でさらに、事件の夜、被害者をオートバイでダルビード地区の村落周辺に連れて行き、エスマーイールの頭部を石で殴りつけ殺害し、遺体をその沙漠に放置したと述べた。

 容疑者の自白が得られたことで、捜査官らはエスマーイールの遺体を見つけるために供述のあった場所に向かい、血まみれの状態にあったエスマーイールの遺体を発見した。遺体の肘の一部は、動物たちによって食べられていた。遺体は死因の特定のために、法医学者に引き渡された。

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( 翻訳者:8410111 )
( 記事ID:29898 )