未婚女性の37%が結婚よりも学業継続を優先
2013年05月16日付 Mardomsalari 紙

 スポーツ青年省戦略調査研究センター所長は、「青年省で行われた調査の結果によれば、未婚女性の37.4%が、結婚しない理由として、学業継続を挙げており、結婚よりも学業継続を選択しているのが実情だ」と述べた。

 モハマドタギー・ハサンザーデ所長は、ファールス通信とのインタビューで、「スポーツ青年省が、テヘランの18才から40才の年齢層の若者から抽出した800名を対象に実施した調査結果によれば、婚姻適齢期にある若者の35%以上が、結婚をして生活を築くことが必要であることは認識しつつも、現状では実現の可能性がないと考えていることが分かった」と語った。

 同氏は更に続けて、「今回の調査対象となった人たちのうち、女性の29%と男性の31.2%は、結婚をして生活を築くことが必要なことは認識しているが、しかし現状では結婚をして家庭を築く環境は整っていないという認識で一致していた。こうした問題こそが、若者の晩婚化の原因なのだ」と述べた。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:3413001 )
( 記事ID:30002 )