イランのレスリング・ナショナルチーム、アメリカを訪問:親善試合の開催で
2013年05月11日付 Mardomsalari 紙


 イランのレスリング・フリースタイルのナショナルチームが日曜日の朝、アメリカに向かうことになっている。

 イラン学生通信の報道によると、国際レスリング連盟は5月をレスリングの世界月間と発表していた。国際レスリング連盟は同月、オリンピックの競技としてレスリングを存続させるために、さまざまなイベントを開催する予定だ。

 今月の世界のレスリングで最も重要なイベントに、イランのレスリング・フリースタイルのナショナルチームによるアメリカ訪問がある。さまざまな国際的ウェブサイトが伝えたところによると、オリンピックの競技としてレスリングを存続させるために、イラン、アメリカ、ロシアの3ヵ国がニューヨークで歴史的な対戦を行うという。

 この三者による試合はオルディーベヘシュト月25日〔西暦5月15日〕に、ニューヨークの歴史的会場「グランド・セントラル・ターミナル」で開催されることになっており、イランのレスリング・フリースタイルのナショナルチームは日曜日の朝に、ニューヨークに向けてテヘランを発つことになっている。

 さらに、ニューヨークでの試合が終わった4日後、イランはロサンゼルスでもアメリカとチーム対抗戦を行う予定とのことだ。

※訳注:その後、ロサンゼルスでの試合はイラン側によって突然キャンセルされ、選手らはイランに帰国したと報じられている。原因は、現地に住むイラン反体制活動家たちが、ライオンが剣をもったかつてのイラン国旗を会場に持ち込む可能性があったためだとも言われている。

 アメリカに派遣される選手ならびにスタッフは、以下の通り。

55キログラム級:ハサン・ラヒーミー
60キログラム級:マスウード・エスマーイールプール
66キログラム級:メフディー・タガヴィー
74キログラム級:ハサン・タフマーソビー
84キログラム級:エフサーン・ラシュギャリー
96キログラム級:ハーメド・ターターリー
120キログラム級:コメイル・ガーセミー
技術スタッフ:ラスーレ・ハーデム、ゴラームレザー・モハンマディー、レザー・ラーイェグ、モハンマド・タラーイー、アリーレザー・レザーイー
監督:アリー・バヤート
医者:サーデグ・マフブービー
責任者:モジャトッラー・ハティーブ、アリー・エフテハーリー、アフマド・ゴヴァーリー

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( 翻訳者:8410051 )
( 記事ID:30004 )