アーヤトッラー・ジャンナティー「ヘジャーブの乱れた者に対する取り締まりは優しく」
2013年05月07日付 Mardomsalari 紙
護憲評議会のジャンナティー書記は、もし警察がヘジャーブの乱れをしっかりと取り締まらなかったなら、ヘジャーブをめぐる状況はさらに悪化しただろうと指摘した上で、「ウラマーと敬虔な信徒は、規範の乱れに対する取り締まりで、警察を支持している」と述べた。
イラン労働通信(ILNA)によると、アーヤトッラー・アフマド・ジャンナティーは全国の治安維持軍の司令官や長官、幹部らを集めた第18回集会において、国内の治安の重要性を強調して、「道徳的・社会的堕落の取り締まりは、治安維持軍の行動の中でもきわめて価値の高いものである」と語った。
同師は、警察官らの昼夜を問わぬ努力に言及し、国の治安関連の上級司令官らに向けて、「国民も心からこの努力に感謝している。それゆえ、〔警察官らは〕自らの価値を十分認識し、安全の確保を単なる任務としてではなく、国民と体制に対する適切な奉仕として受け止めるべきである。もし神の満足のために職務を果たすならば、仕事のつらさなど、必ずやあなた方にとって取るに足らぬものとなるだろう」と述べた。
護憲評議会書記はさらに、次のように付け加えた。「社会に不安や恐怖をかき立てる者は、実際には神と神の預言者に戦いを挑んでいるのであり、社会に堕落をもたらそうと画策しているのである。それゆえ、そのような者との戦いは、神の敵との戦いなのである」。
アーヤトッラー・ジャンナティーはさらに、「社会的・道徳的堕落との闘争は、特にヘジャーブに関しては、治安維持軍による価値ある行動の一つである。もしヘジャーブの乱れに対する治安維持軍の努力と取り締まりがなかったならば、ヘジャーブを取り巻く状況は間違いなく悪化しただろう」と明言した。
護憲評議会の書記は、「敬虔な国民やウラマー、マルジャ(最高宗教指導者)たちは警察を支持し、また警察に感謝している」と指摘した上で、「〔‥‥〕ならず者たちや武装した強盗たちに対しては粗っぽい取り締まりが必要であるように、ヘジャーブの乱れた者たちに対する取り締まりは、優しく穏やかに行われる必要がある」と言明した。
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( 翻訳者:8412107 )
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