タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は「更新された料金が反映された最近の発表で、我々トルコ共和国の電気料金はEU加盟国27か国のうち最も電気料金が安い国上位五カ国に入るほどである。天然ガス料金に関しては最安値の国であった」と述べた。
タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、カイセリ県工業団地総会で行った演説で「トルコが成長期にある中、工業団地とカイセリ県が衰退してしまうことはない。カイセリ県はトルコが成長するための先導的役割を担う主要な県である」と述べた。
ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、カイセリ県は何よりもまず産業都市として知られているとし、これには長年にわたる文化的蓄積や、商業を育む、常に生産に向いた製品を作り上げていることが影響していると強調した。ユルドゥズ大臣は演説で次のように語った:
「我が国がどんなに世界の平均成長率よりも早いスピードで成長するとしても、カイセリ県の義務はトルコの成長率よりも、さらに早く成長することである。これは、県の両肩にかかった責任なのだ。我々はより熱心に、よりダイナミックに働かなければならない。トルコが千ドル相当の製品を国内で生産するためにもちいるエネルギー量は、日本やアメリカ合衆国のような国々のエネルギー消費量の約2.5倍にもなる。そのため、我々はより技術的な製品を作り出す必要があるのである。更新された料金が反映された最近の情報では、我が国の電気料金はEU加盟国27か国の中で電気料金が最も安い国上位五カ国に入るほどである、天然ガスについては最安値の国であった。エネルギー源の観点において、我々は競合するヨーロッパとそれほど多くの違いはない。しかし、作り出す製品の観点において違いが生じている。新たな最終製品を生産するうえで、トルコでは生産出来ない一部の製品をトルコで生産するためには、絶対にインダストリアルデザインに関連する分野を発展させる必要がある。」
ユルドゥズ大臣は、すべての分野においてエネルギーの効率化が図られることを信じているとも述べた。
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( 翻訳者:村澤歩 )
( 記事ID:30022 )