共和人民党、アルコール販売制限法に強行反対せず
2013年05月25日付 Zaman 紙


共和人民党(CHP)は、トルコ大国民議会(TBMM)で審議されているアルコール販売制限法に強く反対していたが、その後批判を弱めた。

アキフ・ハムザチェビCHP会派副代表はアルコールの販売制限と広告禁止は道理にかなったものであると語り、多くの国々で同様の規制がなされていると指摘した。ハムザチェビ氏は「もちろんアルコール飲料の消費を奨励するわけではありません。あらゆる種類の対策を講じます」と話し、ただ政府は『私の人生観にアルコールはない。誰の人生にもあってはならない』という考えに基づき行動していると述べた。同氏は、この制度の撤廃が憲法裁判所に求められることはないだろうと語った。

アキフ・ハムザチェビCHP会派副代表はトルコ大国民議会で行われた記者会見で、アルコール販売制限法が討議された一昨晩の本会議での公正発展党(AKP)会派の態度を批判した。与党議員の「攻撃的な見解」のために話し合いは緊張感に包まれたものになったと述べた。そして、国民の健康を重視するすべての国でアルコール飲料は国が線引きをし、定めた規制と管理の下で取り扱われていると指摘した。ハムザチェビ氏は、「もちろんアルコール飲料の消費を奨励するわけではありません。あらゆる種類の対策が講じられ、また、あらゆる規制がしかれることも考えられます。しかし政府は、『私の人生観にアルコールはない。誰の人生にもあってはならない』という考えに基づき行動しています」と語った。また、アルコール飲料の販売時間の制限は諸外国でも行われていることであると指摘し、「特定の時間、曜日にアルコール飲料を販売することは多くの諸外国が禁じています。しかしここで我々は小規模な小売業者の状況に注意を向けなければなりません。この(アルコールの)禁止は、法律ではなく、各自治体に委ねた方が正しかった。もちろん特定の時間にアルコール飲料の消費を制限することは可能です、あり得ます」と語った。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:30083 )